クリスマスローズ(christmas rose)という花についてです。決して華やかさはないのですが、とても清楚で控え目な花です。クリスマスの時期に咲く花だと思いがちですが、必ずしもそうではありません。別名はヘレボルス・ニゲルと呼び、12月から3月の春頃まで咲きます。初夏から秋にかけては半休眠状態です。
クリスマスローズの魅力を感じたきっかけ
ニゲル・ヘレボレスは今が一番旬の花です。原産地はヨーロッパや西アジアの地中海付近。通常クリスマスローズと呼ばれますが、バラ科では無くてキンポウゲ科の部類に入り、多年草です。和名は寒芍薬(カンシャクヤク)とも呼びます。日本に植えられているクリスマスローズは、元の原種などと改良を繰り返してきたものだそうです。
花言葉は「慰め」「私の不安を取り除いて下さい」「私を忘れないで」「追憶」、その一方マイナスな意味では「中傷」「スキャンダル」です。また、クリスマスローズは聖書との深い関わりも多くあります。特に、花言葉の「慰め」「私の不安を取り除いて下さい」は、クリスチャンの私自身がいつも助けの祈りの中で良く使われる言葉です。
国分寺 イングリッシュガーデン・ローズカフェ
昨年(2016年)3月頃、一度だけ足を運んだ国分寺にあるイングリッシュガーデン・ローズカフェのお庭の様子です。この時期は、お店の方のすすめでクリスマスローズを観賞しました。私はここで初めてクリスマスローズという花を知り、こんな寒暖の差が激しい春先に強く咲いている清楚な花に惹かれました。
クリスマスローズにはいろんな色があります。
枯れ葉や土だらけの中に所々花が植えられて、ポツンと咲いている姿も季節感があって魅力でした。まず、濃い目のピンク、紫の花のクリスマスローズです。
こちらは、春らしい黄色と淡いピンクのクリスマスローズ。
木の階段の脇にひっそりと咲く、パッと白いクリスマスローズです。
昭和記念公園
何度か足を運んだことのある立川市の昭和記念公園では、日本庭園やハーブ園などもあって、花やハーブなどはボランティアの方々によって植えられているのです。皆さん、ご苦労様です。
こちら、昭和記念公園でもクリスマスローズが植えられ、毎年冬から春先にかけて開花するそうです。寒さに強くて落ちない花は、今年もちょうど今の時期が見ごろではないかと思われます。多分、来月までは大丈夫でしょう。
枯れ葉の中からひっそりと控えめに咲く複数のクリスマスローズ。
こちらのパッと真っ白なクリスマスローズが素敵です。
別の場所に植えられている濃いピンクのクリスマスローズ。
クリスマスローズは温かい春を待ち望む私にとって心の慰めでもあります。いつか、どこかで、クリスマスローズ展示会があれば一度は足を運びたいと思います。
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