とうとう2013年はあと一日となりました。早いものです。教会歴では12月のクリスマス月で新年となりますので、クリスチャンの我が家ではお正月という概念はありません。しかし、通常の今年一年間、いいえ昨年の後半から私にとって様々な試練の連続でした。2012年9月で地元の中小企業でパート解雇からはじまり、長く求職活動を繰り返してきました。もうすでに職歴の多い私は履歴書や職務経歴書を書くのが面倒なので、取りあえずいくつか登録している派遣会社を中心に求人を応募したり、派遣会社から仕事の紹介を受ける他はなかったのです。
ところが、自分から派遣の求人を何度もエントリーしても社内選考で落ち、逆に派遣会社から紹介されても社内選考をクリアしてから顔合わせ、顔合わせまで辿りついても契約成立とならない日々が続きました。すでにアベノミクスの時代に入っている今年の春には、ようやくR社から紹介された航空機内装メーカーでのOA事務が決まったと思ったら、気難しい上司からのパワハラを受けてわずか一週間で辞めてしまい、次にP社から紹介の某リサーチ会社での企業向け調査に関する電話業務が決まってもハードな業務についていけず2か月で辞めてしまいました。
ちょうど同時期に夫の身内で深刻な問題も起きました。夫の従妹が親代わり(親権者)として預かっていた両親のいない中学3年生の女の子に対して嫌になってしまい、中学生を6月中旬から11月中旬までの5ヶ月間かけて週末(毎週金曜日の夕方から日曜日までが条件として)の里親として面倒を見ることになったのです。経済的苦しい我が家に人数が一人増えたため、様々な負担が大きかったです。この時、再び失業中の私は女の子を預けている間は自分も負担にならない程度で週三日の短時間パートを探すことになり、本の仕分け作業を選んで働きました。しかし、この本の仕分けは週三日で短時間でありながら思っていたより肉体的にきつい仕事でした・・・。3K(汚い・きつい・安い)の一つです。もちろん、パートしながらも各派遣会社から長期の案件がバンバン来ていましたが、中々思い通りにいきませんでした。
さて、中学3年生の女の子を預ける背後には実の親権者との厄介なトラブルがあり、我が家にも2次被害になりがけとなりました。親権者は今でも精神的不安定で、ちょっとでも自分に気が障ると誰に対してもぶち当たってしまう状態です。ある時、親権者と我が家の間で信頼関係を失う出来事が起き、今年のクリスマスイブの晩に精神的に病んでいる親権者から私たち宛に全く感謝のない心を傷つけるような酷いモバイルメールが届き、かなりショックを受けました。この時、夫はさすがに呆れていましたが、私はこの夫の従妹である親権者とそのご主人とは当分関わることをやめました。我が家で飾っていた身内の集合写真に嫌な彼女夫妻も写っているので取り外しました。
しかし、このような酷い状況をご覧になられていた神様より素晴らしい御恵みと祝福をいただくことが出来ました。12月から人材派遣A社から紹介された大手関連会社での長期の仕事が決まり、自宅から近場で穏やかでアットホームな恵まれた職場が与えられました。将来、ここの派遣先の契約が最長で満了しそうな頃、他の部署に異動して再び3年契約を結ぶ予定となっています。この職場はどうやら人柄を選ぶ職場であり、私たち派遣スタッフに対しても優しく、派遣の雇用も切れないようにして下さっているようです。これは通常の企業ではあまりこのような配慮や優遇はありませんが、今回の派遣先についてはまさに神様からの大きなクリスマスプレゼントであることに感謝しています。
今、中学3年生の彼女の方は他の子たちより早く島根県の全寮制のミッションハイスクールが決まり、学校も冬休みであることから、他の身内(義母の妹)の家でずっと過ごしている最中です。彼女が高校に入学する前の来年3月までは面倒見の良い義母の妹と教会の兄弟姉妹たちの家(2軒)が週交代で預けることになっています。
神様、今年一年間ありがとうございました。このブログを読んだ皆様も良いお年を・・・。