教会の日曜礼拝の後は、いよいよ”あがないシネマ”映画会が行われました。今年は「マリア(日本語版)」を上映しましたが、私達信徒もじっくり映画を観ました。古代の再現や背景をみれば、イエス様がお生まれなるまでは、いつの時代も変わらず権力による支配と貧富の差が酷いものです。その中で、今回はヨセフとマリアの結婚と夫婦生活が中心ですが、生き生きとしていてとても新鮮さがありました。乙女マリアの体内に聖霊から下った子(神の子)を宿った時、夫ヨセフは自分以外の子が出来たことを知るとかなりショックを受けていましたが、後から天使がヨセフのもとにも現れた時は素直に納得してこのままマリアを妻として受け入れる姿は本当に謙虚さを感じました。聖書では、マリアのことが多く記されていますが、逆に夫ヨセフに関することはあまり少なくないので存在が薄いように思いますが、映画化にしてみるとイメージが変わるものです。たぶん、夫婦二人は本当に主に対しての信仰がかなり強かったと思います。で、なければ主なる神の子を授かることは出来ませんね。私は、ヨセフとマリアのベツレヘムとエジプトへのハードな長旅生活のシーンをみて、現在の私達では想像つかないほど過酷さを実感させられました。今は交通手段が便利で衣食住にも恵まれた世の中を考えると本当に主に申し訳なさを感じました。
日本語版 英語版
↓YouTubeでもみつけましたよ(^^)
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