文化の日、私たちの所属するキリスト教団(SAND)では、墓地を見学するツアーがありました。休日の少々レアな教会行事ですが、信徒から参加希望者のみが朝早くから地元所沢市の教会で集合して出発。用意された車に乗って我孫子市の手賀沼湖畔のそばにあるラザロ霊園へ向かいまいした。そこは何と霊園とは思えないほど、明るい素敵な所です。
目次
教会行事でのちょっとレアな墓地の見学ツアー
もしも将来、キリスト教(プロテスタント)での葬儀があった場合、クリスチャンの墓地は所属するキリスト教団にもよりますが、指定された集合霊園があります。クリスチャンのお墓選びは、各所属している教会の信徒、そのご家族のご意思より自由となっています。
一日のスケジュールの流れ
AM8:15まで 教会で参加者集合
墓地ツアーへの参加者は、東所沢にある教会(TMK)にて午前8時15分まで集合です。しかし、今回の参加者数は2人の牧師先生(米国人主任牧師と日本人協力牧師)、私と2人の信徒の方と合わせてたった5名でした。私たちは米国人先生のご用意された車に乗り、教会から出発しました。
関越道 所沢~常磐道 柏
まず所沢から関越道へ入り、途中で大泉JCTから三郷JCTまで東京外環自動車道、三郷JCTから常磐道へ入って柏で出ます。
ここからは国道16号線に入り、柏公園入口(交差点)を右折したり左折したりと鷲野谷の目的地まで向かいました。今回、行き片道で掛かった時間は渋滞なしで約1時間10-15分くらいでした。
ラザロ霊園 到着
ラザロ霊園は、我孫子バプテスト教会付属の日本最大なキリスト霊園のようです。園内には、多くのキリスト教団の墓地があります。その中で、私たちが所属しているSANDの墓地も含まれています。
上記は、ラザロ霊園の全体図です。
第2ラザロ霊園
第2ラザロ霊園(主日1993年4月1日開園)は丘となっています。左側の十字架が立つ建物はベテルチャペルで、こちらでミニ礼拝が行われる場所です。今回は残念ながら閉鎖してあって、中へ見学することが出来ませんでした。
各教会、クリスチャンの個人宅の墓石には、それぞれ聖書のみ言葉やイエス・キリストの復活の彫刻など入ったものがあり、様々な形式やデザインがありました。
もし、これからラザロ霊園へ初めて来られる予定の方々のために、墓参の心得を載せました。その隣は休憩所の案内があります。
第1ラザロ霊園
第1ラザロ霊園(主日1984年3月3日開園)は、一番最初に完成した墓地エリアです。こちらは丘のない平坦な場所です。
晴天に恵まれた文化の日、他の教団にて3軒も納骨式が行われたため、霊園の第一駐車場のみでも午前中で一気に満車となり、参列者の方々が続々と入園しました。
第1ラザロ霊園の一番奥の列に私たちの教団の墓地がありました。作りはシンプルな印象です。
黒い墓石を拡大してみると真上に「平安」という二文字が刻まれ、下に”SEND Internatuibal”かっこよく刻まれています。
昔、初めてSENDの墓地が完成する前は、このようなエピソードがありました。1989年5月、結婚する予定だったAさんが34歳の若さで天に召されました。彼女が生前の頃、「結婚貯金300万円を墓地の献金へ回して欲しい」という遺言を同じ信徒のTさんを通して、その300万円の献金をお捧げし、おそらく教団の献金を足して何とか大きめのお墓が完成されたそうです。
第1ラザロ霊園内で、他のお墓で気になったものを一部カメラで撮りました。
しかし、逆に・・・
あとがき
ラザロ霊園を2時間くらい見学した後、帰りの道路が渋滞しないうちに帰りの所沢へ速やかに出発しました。所沢についたのちょうどお昼の12時ちょっと過ぎで、全員解散する前に近所のファミレスにて寄ってランチをしながら、墓地の感想や信仰・日常での各悩みなどを話し合いながら交わりの時を持ちました。
私はキリスト教の霊園へ訪れたのは今回で最初であり、とても良い体験となりました。
ブログを見て下さり有難うございました♰
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