あなたの今の仕事は大丈夫?将来の自動化によって奪われる可能性

以前にも”10年~20年の間で「無くなる仕事」「残る仕事」について生き方を考える”という記事を書きました。今のところは、まだ人手で作業を行う仕事は沢山残っていますが、もう既に身の回りでは自動化が進んでいる所についてお話します。あなたの今の仕事(特にルーチンワーク)は、将来の自動化によって奪われるかもしれません。

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もう既にお気付きのように、駅ナカ・商業施設内では既に自動化が進んでいます。

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カードは誰にでも機械で簡単に発行出来ます。

IC card photo

Photo by kalleboo

まず、一つの身近な例です。私たちがよく利用する電車の自動発売機では、当たり前のようにICカード・定期券がその場で発行出来てしまいます。もしくは、発売機は利用せず、お手持ちのスマホのIC機能によって改札機を通過することもあるでしょう。ICカードは改札入退場だけではなく、自販機、コンビニ、食事、駅前の有料駐輪所での自動支払機などに利用する方も多くいらっしゃるかと思います。しかし、JRみどりの窓口ような駅員による受付は縮小しています。地方へ行けば小さな駅なら無人駅は当たり前ですね。

個人的なことですが、私はたまにIKEAストアへ買い物しに行きます。初めてIKEAに訪れた頃、IKEAファミリーメンバーズカード(年会費無料)があることを知りました。しかし、メンバーズカードの発行申込みはセルフ、つまり自分でパネル画面にて操作します。手続き後はカード本体は後日郵送です。代わりに、申込んだその日からすぐに会員登録されているので、仮カードとしてバーコード入りのレシートをその場で受け取ることが出来ます。これでカード本体と同じように、メンバー割引の商品が買えたり、お食事もメンバー限定セットも食べられるという特典があります。

電車のICカードやIKEAメンバーズカードを自分で発行するという二つの身近な例を挙げましたが、将来的にはデパートや大型商業施設などでも、メンバーズカードの案内・受付係はやがては消えてしまうのではないかと思います。現在、メンバーズカードの案内・受付係の多くは派遣や外注の人が雇っていますけれど、20年以内に完全自動化となれば人を雇う必要はなくなるのではないでしょうか。

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人のレジ係は将来いなくなる方向へ

cash register photo

Photo by JeepersMedia

前記と同じようなことになりますが、未来の専門家よりサービス業のレジ係も消えるであろうと言われています。現在、レジ係という時間のシフトを組んでいるパートさんが多いと思います。ところが、将来はやがてパートさん達も消えるのです。

それが、今から既に現実的になりつつあります。自動車のガソリンスタンドもセルフが増え、大型ストアによっても無人レジ(セルフレジ)が存在しています。つい最近3か月前のニュースではジーユー銀座店にて、無人レジ試験運用という記事がありました。

私自身の身の回りでも無人レジを体験しています。我が家の近所の総合病院ですが、最近大きくリニューアルオープンし、総合受付と医療費の会計が分かれました。かつては受付係が会計をしていましたが、今では会計自動機となり、会計の番号札が回った際に自分で診察カードを読み込ませながらお金を入れて、お釣りを貰う形です。

先月、ららぽーと立川立飛へ訪れ、某農産物を扱う直売ショップに入って買い物をしました。レジコーナーへ行くと、係が誰もいませんでいた。それで、呼び出し音をかけたら一人の係が現れ、商品をスキャンして袋に入れてくれました。しかし、会計は自分で機械にお金を入れて、お釣りを貰う形式でした。ここでは半セルフといった感じです。

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

このように、セルフレジはこれからますます広がるのだろうか?と感じています。パート・アルバイトの求人案内で、レジ係という仕事も将来は徐々に少なくなっていくのでないでしょうか。

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誰にでも出来る仕事がこれから減っていくでしょう。

カード、レジ係、病院などの案内・受付や販売などのサービス関連業務は、確かに完全自動化は可能かもしれません。サービスだけではなく、製造、物流、オフィスワークも含めて、誰にでも出来そうな単純作業、一連業務などのルーチンワークも減っていきそうです。

今は、これらの業務は単価の安いアジア諸国の外注スタッフへ移行しており、日本人の労働者は減りつつあります。そして、AI知能を持ったロボットが全てを行う時代が到来した頃には、世界的にも労働人口が大幅に減少してしまうのです。日本だけでも、シンクタンクの試算によると、20年以内に日本の労働人口の49%の仕事が、機械に置き換えられると予測されているとのことです。

将来、今までの固定観念や常識では通用しなくなる時代が到来しても焦らないように、今から生き方や働き方をしっかり見つめ直すこと。新時代でも残りそうな職業を確認し、新時代に必要な技術も少しずつ学んでいく人とそうでない人では今後より大きな差が出てくることでしょう。

ブログを見て下さりありがとうございました🌼
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