明治薬科大学での市民大学講座『第四回目』を受講しに行く

3ヶ月ぶりの市民大学講座です。所沢市(埼玉県境)住まいから徒歩10分にある清瀬市(東京)の明治薬科大学で4月〜12月(7月・8月・9月除く)第三日曜日に講座が開催されました。学ぶテーマは『自然と健康を考える』であり、身近な植物や自然に親しみ、食用・薬用となるものを学びながら、日常生活でそれらの知識を役立てることです。

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明治薬科大学 市民大学講座『自然と健康を考える』

前回にもお話しました通り、筆者が近所の明治薬科大学での市民大学講座を受ける動機とは、元々ハーブや漢方、美容・健康に関心を示していたこと、又、クリスチャンである筆者にとって学んでいる聖書(自然も全て創造された神様)からの視点で知識を得ようと思ったからです。

2019年度市民大学講座のこれまでのまとめ

『自然と健康を考える』前半(4月・5月・6月)で学んできたテーマは以下の通りです。

第一回目(2019年4月21日)

  1. 「植物の病害虫について-その1(春から初夏に発生する病害虫)」 八重樫 義平 先生
  2. 「春の木の花、草の花」 峰須賀 公之 先生
  3. 「健康と環境(Ⅰ)明治薬科大学の紹介/オゾン層の破壊と紫外線」 石井 一行 先生

第二回目(2019年5月19日)

  1. 「植物の病害虫について-その2(雑草と帰化植物)」 八重樫 義平 先生
  2. 「山野草を食べる」 峰須賀 公之 先生
  3. 「健康と環境(Ⅱ)紫外線の健康被害」 石井 一行 先生

第三回目(2019年6月16日)

  1. 「植物の病害虫について-その3(連鎖障害と家族でできる土の消毒)」 八重樫 義平 先生
  2. 「市民運動による環境再生・東京里山物語」 峰須賀 公之 先生
  3. 「健康と環境(Ⅲ)水の衛生」 石井 一行 先生

第四回目(2019年10月20日)の流れ

2019年7月〜9月までは夏の暑さを考慮して講座はお休みでした。10月に入り、旦那と一緒に行く予定だった明薬祭(10月12日〜13日)は残念ながら台風19号の影響を受けて一部中止なってしまいましたが、次の週である第三日曜日は予定通り筆者1人で講座へ参加させていただきました。『自然と健康を考える』後半へ入りますと、講師は八重樫先生以外に新しい先生2名が交代となっていました。

1.植物の病害虫について-その4 チョウ目害虫たちの生活とその防除 八重樫 義平 先生

まず1限目はいつもの八重樫先生から始まります。チョウ目(鱗翅目)害虫で昆虫の分類、卵・幼齡虫・蛹・成虫の成長、脱皮・変態を制御するホルモンなどを知り、防除について学びました。農薬に詳しい八重樫先生より、コナガなどの防除ですが、葉に付着している卵や幼虫へゆき届くことも難しいし、たとえ農薬を使い付けてもガの遺伝子は強いため、新農薬への開発へ追いつかない程です。農薬の効力は早くて1年くらいなので、次々新農薬を使う必要があるそうです。

我が家は家庭菜園をやりませんが、住まいの近隣には畑も多いのでモンシロチョウなどを見かけたりします。又、畑のそばにある野菜直売所で買った白菜などをみると幼虫に驚くことがしばしばです。農業をやらなくても、植物の病害虫の特徴を知らないより知っていた方が後で役立つこともあると思います。

2.ヒトはボォーッと生きてない!? 日堂 修 先生

2限目はいつも里山について熱く講義して下る峰須賀先生は他のご都合のため、明薬大教授の日堂先生に代わりました。たまには異なるテーマも学べてラッキーです。今回は「ヒトはボォーっと生きてない!?」という大胆なタイトルでしたが、ざっくり申し上げればヒトの感覚や脳の伝達についてを知ったことです。刺激の感覚について、五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)、第六感、漢方からくる五味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)が挙げられ、ヒトは24時間刺激(刺激受容、刺激判断、対応策、実行)に対応しながら生きていることです。感覚には分類があり、感覚器官は細胞の集まりであること、感覚は脳から発信であることに改めて注目しました。

自分の周りには後期高齢で判断力や感覚が衰えつつある義理両親もいるし、いつも集中力にも欠け、記憶力の弱い筆者にとっても脳の刺激や訓練について良い方向へのヒントが得られました。

日堂先生の余談により、我々人間の「人」と言う字ですが、生物学では「ヒト」というカタカナ表記をすることがルールであることを知って目からウロコでした。

3.環境汚染物質が…食品にうつることもある 永山 敏廣 先生

3限目ですが、前回までは明薬大教授の石井先生でオゾン層・紫外線、水環境についてを学んできましたが、後半より石井先生のご紹介で環境汚染と食品に詳しい永山先生の講義に代わりました。永山先生の講義は次回までで、12月はさらに別の先生の予定です。

永山先生の講義のうち、我々が良く知っている公害(イタイイタイ病・水俣病・川崎病・四日市ぜんせく)があげられますが、歴史上で一番最初の公害は1880年の足尾銅山鉱毒事件から始まり、栃木県にある足尾銅山から出された鉱毒(有害主成分:銅化合物、亜酸化鉄、硫酸)が渡良瀬川に流れ込んだり、田畑は荒れたりなど、農民に大きな被害を与えた事件でした。

食品についてもイタイイタイ病の事例をあげれば田んぼからのカドミウムが原因です。そのカドミウムは米が一番吸収されやすいのです。世界から見て火山大国である日本の米は一番カドミウムが多く、他の国の穀物にカドミウムは全く検出されていないとのことです。しかし、我々日本人は米を主食とするので、カドミウムは100%避けることは出来ません。そのため、国際機関の規定で米(玄米及び精米)をカドミウム及びその化合物Cdとして0.4ppmの基準値までなら出荷してもよいことになっています。しかし、基準値を超えたら、その米の出荷は絶対に出来ないようにしているので特に心配しなくて大丈夫だとのことです。

他にメチル水銀を含む魚を妊婦は避けるようにすることだったり、環境復元事業によって元の自然や田畑に年数をかけてよみがえらせた事例も紹介されました。最後に誰にでも気になる放射性物質による食品汚染についですが、3.11東日本大震災時に福島原発事故で漏れた放射性物質(ヨウ素、セシウム、ストロンチウム)についても詳しく学びました。一時は大騒ぎでしたが、今ではだいぶ落ち着いてきたのではないかと思いますが、福島県の風評被害はまだ続いていることです。ただ、原発事故由来の放射性物質が体内に含まれてもある程度は排出されるようになっています。しかし普段、我々も自然に放射線浴びていますが、日本人で年に一度は健康診断などでX線やCTを取ることもあります。しかし、日本は世界から見て放射線検査が多いと指摘があります。

次回も永山先生の続きも楽しみにしております。

講座の休憩時間

講座の2限目と3限目の間で休憩時間があります。その時、学生食堂も利用可ですが、日曜日なので食堂営業はお休みなので飲み物とお弁当は各自持参です。当然ですが。。。

長い授業なので、お弁当を食べた後は気分転換にキャンパス周辺、開放中の薬草園へぶらり散歩をしました。

学生食堂

キャンパスの様子

キャンパス広場に植えてある木の葉っぱがオレンジ色に紅葉して綺麗です。

薬草園(10月頃の様子)

花の多い春夏とは異なり、秋は花より実がなっている植物が身近に見れます。

感想

3ヶ月ぶりの講習ですが、3ヶ月間の空白はちょっと大きすぎます。せめて9月から再開してほしかったと思います。生涯学習といいますと、どちらかといいますと若年層よりご年配が多く目立つのですが、それはあくまでもボケ防止、脳の刺激のために受講されているのでしょう。筆者も中年ですが、いくつになっても向上心を保ちたいと思うので、来年もこの生涯学習を申し込む予定です。どうやら、1度目に申し込んだ受講生は指定された講座のみですが、2度目以降に申し込んだ受講生は好きな講座を自由に選択出来るみたいです。

ブログを見てくださりありがとうございました。
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