2011年秋 第二家族旅行 ニ日目 信州角間 2

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信州角間温泉 岩屋館

家族全員生まれて初めての秘湯一件宿「岩屋館」に到着しました。

旅館の入り口に入るすぐに、熊の剥製が飾られています。熊の顔はとても愛くるしいけど鋭い歯はとても怖い・・・。ツキノワグマは大きいものだと体長170~180cmくらいでしょうが、この熊はお昼に入ったそば屋の佐助に飾られた熊より結構大きい・・・。

この旅館の宿泊費は、お部屋によって大きく異なります。料金の安い順では新館、次に本館、そして最高級の離れ宿です。その中で私達一番安い価格の新館を予約しました。 安いといっても普段は一泊一人で¥14700からなのですから、裕福ではない我が家にとっては少々厳しい予算です。しかし、今回は何と¥10500で泊ま ることが出来ました。二世帯二部屋別で泊まった新館のお部屋は決して広くはありませんが、それでも私達にとっては十分満足でした。特に和室でありながらの低いベッドはなかなか良い感じでした。

小さなくつろぎ場のテーブルに小布施堂の千菓子。緑のポットはどうやら電機ポット用の追加水だと思います。さすがに高級旅館はサービスが違います。

この旅館のティーセットはめずらしく種類があるので驚きました。(コーヒー・紅茶・煎茶・ほうじ茶・玄米茶)

名旅館はアメニティーグッズもとても高級品です。

部屋の窓から眺めた岩山の景色は本当に素晴らしい!秘湯という場所は普通の温泉街とは全く異なり、ただ自然を十分満喫出来る真の癒しスポットだと思います。

しばらく夫婦二人で部屋を休憩した後は旅館周辺の散歩に行きました。旅館建物の脇には下る階段があるのでとにかく進んでみました。

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

下に行けばそこは角間渓流であり、いくつか案内版が立っていました。どうやら、この辺はハイキングや登山コースのようです。

どこ歩いても岩山の自然なので、いつ落石してもおかしくはないと思います。しかし、秘湯の周りには数々の伝説があれば必ず神社仏閣があります。でも、我が家はクリスチャンなので決して参拝はしませんが、日本の歴史深いこの場所であるからこそとても旅行気分が味わえて最高でした。

警告の看板が・・・。これからずっと先の登山道(角間林道)はツキノワグマの生息地であり、しかも、途中で道が寸断されている場所もあるそうです。でも、その目の前には小さな滝のような水が流れていました。今まで天候が悪かったせいか、渓流全体の水は濁っているようでした。

角間林道です。人の気配も感じられない寂しい、どうみても獣道にしか見えません。

しかし、渓流沿いの岩と新緑は素晴らしい!

そろそろ、私自身は元の旅館へ帰りたいと思いました。いつまでも、ツキノワグマの生息地で留まることは危険ですし、空模様も雨が降って来そうなので。

取り合えず旅館に戻ると、ちょうどタイミングよく雨が降ってきました。しかし、これから楽しみにしていた露天風呂はとても入れそうもありません。残念・・・。

部屋へ戻る前に、気になる露天風呂を見に行きましたが、やはりこの雨では今回の露天入浴は全く無理・・・。仕方がなく、記念写真を撮りました。

ちょっとついでに飲泉所に行き、試しに二つの水を飲んでみることにしました。まず、養命水は炭酸鉄分で非常にまずいです。次の真田家名水は方はとても美味しく飲めます。

下記、部屋から見た雨の様子です。↓↓↓

先ほどの窓からみた景色と変わって、強い雨で真っ白になりました。しかし、霧がかかった景色も幻想的で好きです!

さて、この後夕食の時間が来ました。

全体的にみて、はっきり言ってしょぼい夕食です。確かに一日目に宿泊したペンションの豪華でボリュームある夕食と比較すればですが、でもまあ・・・あくまでもここは旅館だし、今回は一人¥10500と普段よりお手頃な訳ですから料理の量も限られていると思います。ただ、旅館側としては、この料理量に対して追加注文をして欲しかったと思うのです。当たり前のことですが、料金高い本館や離れ宿コースはとても豪華です。離れ宿の場合はさらに部屋食です。

しかし、全品の料理は腕の良い板前によって最高に上品で美味しかったです。確かに少ない量ではありますが、本来は鯉のうま煮や鯉のあらいが出てくるはずでした。今回は台風12号の影響もあり、高級コースの予約をキャンセルする人が多かったために二品のみ良い方向へ変更になりました。特に、鯉のうま煮から鯉のから揚げになり、これが非常に美味しかったです。鯉は煮付けより、から揚げの方が全然良いと思います。

後から来た、ごま油で素揚げしたナスの甘味噌かけは美味しい!

さらに、奇跡が起こりました。鯉のあらいから何と!岩魚の刺身が来ました。旅館の女将さんより今回はサービスとのことなのです。

せっかくの岩魚の刺身には、ナイアガラの白ワインを一本追加となりました。

ご飯と味噌汁の後は、フルーツのデザートで終了。ごちそうさまでした。

食事の後は、近くの売店に寄ってみました。奥深い秘湯旅館だからなのかもしれませんが、お土産の数はそれほど多くはありません。でも、良い品物だけ置いてあります。

売店の出入り口横にはオオスズメバチの飾り物とサルノコシカケがありましたので、これも記念にカメラを撮りました(^^)

夜の廊下はとても素敵でした。上品で落ち着いたソファーに囲炉裏とランプがあって大変気に入りました。高級旅館のインテリアもレベルが高いです。

この後は部屋に戻ってから休憩し、夜の内風呂温泉へ行きました。

(つづく)

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