再就職の時

神のなされることは皆その時にかなって美しい。神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。それでもなお、人は神のなされるわざを初めから終りまで見きわめることはできない。(伝道の書3:11 口語訳)

今までパート勤務してきた私は、今月28日付けで解雇となることになりました。もうじき11月でちょうど3年目になろうとしている矢先であり、実際のパート契約期間は2013年4月末までとなっているにもかかわらず、会社の業績不振により組織縮小、大幅な経費削減といった深刻事態のために止むを得ず、この一人だけのパート(私)を解雇せざるを得なかったようです。この世、どこの企業もそうですが、経費削減にはまず私達のような非正規雇用者が真っ先に首切られるものです。こればかりはどうにもなりません。

しかし、クリスチャンの私には心の平安と希望があり、神様にすべて感謝します。私がパートをしている間、神様はこの小さな企業を通していろいろと必要を備えられ、助けて下さいました。この職場を導いて下さったのは下記、神様の御計画のためだったのです。

  • 小さな会社でもキチンと社会保険完備と十分な有給を頂けたこと。
  • 狭心症で働くことが出来ない夫を、妻である私の扶養に入れたいと申請した時、会社はよくぞ手配して下さったこと。そのおかげで、今でも夫は病院に行って治療を受けることができていまます。
  • パートとしてはあり得ない、景気が良い時の給料1カ月分ボーナスを頂けたこと。
  • 自宅から職場まで自転車で15分という近所ということが幸いして、2011年3月11日の東日本大震災・福島原発事故より計画停電から守られたこと。
  • 2年以上の勤務が幸いして、我が家ではプロパンから都市ガスを引くために、75歳になった義父の代わりに私自身の名義を貸してローンを組むことが出来たこと。

他にも沢山あるかもしれませんが、神様の御恵みと御配慮は私達人間以上であります。一方、私自身の業務内容は正直、今まで勤めて来た数々の前職の中では一番少ないのに驚きでした。パート入社の頃は、時間給と仕事内容面、仕事量のバランスで不平不満ばかりでした。今思うと、神様の御計画によって導いて下さいました職場に対して申し訳ないことをしてしまいました。(神様、不平不満や思い煩いの罪をおゆるし下さい。アーメン)

しかし、それでも私は今与えられたパートの仕事について、将来性について、いつも疑問を持ち続けていたので、そのことを神様に正直に打ち明けてきました。また、神様の御声をずっと待ち続けました。すると、今こそ再就職の時を与えられたのです。身勝手な自己都合退職ではなく、会社都合退職の機会を待ち続けることが出来ました。神様に感謝です。パート勤務の最終日は今月28日付けとなっていますが、残りの有給休暇が六日間あるので、20日で最後の出勤日として後(21日・24日~28日)は有給消化という形にしました。

まだ出勤日が残り12日間ですが、今から再就職に向けて準備しているところです。しかし、アラフォーの私は、次の新しい職場はいつ決まるかは?神様の御手にゆだねたいと思います。主の御心ならば、私は次の職場選びでも神様第一にしたいので、日曜礼拝をしっかり守れるところ、何かあった時に平日でも休みやすいところ、人間関係に悩まずいつまでも長く働けること、霊的な成長と仕事上のスキル向上が出来る良い職場環境であることを強く望んでいます。

けれど、今日までお世話なった今のパート先でも感謝を忘れていません。今、この小さな会社の将来に関して、ここで働いている皆様全員の御健康とそれぞれの御家庭が神様に祝福されるようにも祈り続けています。

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