2週間前の旅行の間、北軽井沢のペンション周辺でダンナと2人で森を散歩していた時のこと。ジメジメとした林道の道端にはキノコやここでしか見られない植物があります。その中で、とても不思議な白いキノコのような花のような植物を発見しました。後程、ネットで調べてみてるどうやら『ギンリョウソウ(別名:ユウレイタケ)』のようです。
北軽井沢の霧がかかる森の中で見つけた不思議な植物
ギンリョウソウ(銀竜草)
ちょうど雨上がりの霧かかった森の中を散歩していた途中、ある道端には湿って腐っている枯れ葉の間にパッと真っ白い不気味な群れが・・・。
そこで、後程ネットでこの正体について調べてみました。すると、何と『ギンリョウソウ』というツツジ目ツツジ科ギンリョウソウ属の植物でした。キノコではなく、腐生植物の一種だそうです。ユウレイタケと呼ばれるギンリョウソウは、逆にキノコなどの菌類を食して生息しているものです。
Wikipediaではこのように記されています。
ギンリョウソウ(銀竜草、学名:Monotropastrum humile )はシャクジョウソウ科の多年草。腐生植物としてはもっとも有名なものの一つ。別名ユウレイタケ。
新エングラー体系ではイチヤクソウ科に、APG分類体系ではツツジ科に含める。
ギンリョウソウはまるで”森の妖精”のよう花だった?
実は、ギンリョウソウは白く透き通った花が群れにして咲くものでした。まるで「ムーミン」に登場する小さいお化けの”ニョロニョロ”たちようなイメージ。更に、別に表現なら”森の妖精”、”水晶蘭”とも呼べます。
もう少し早く北軽井沢へ訪れていれば、この珍しい花が見られるチャンスが沢山あったかもしれません。
花の満開がピーク過ぎ去ると、果実となるのです。果実となるとまるで「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクター”目玉のおやじ”を連想させます。
私たちが見たものは既に果実になりつつ、周りのかつて花びらは黒く変色している状態でした。この植物もやがて朽ちて土の中で眠るというサイクルです。
来年の6月下旬も、北軽井沢へ訪れる予定なのでギンリョウソウの花が見られたらと思います。別名のユウレイタケとも呼ばれるギンリュウソウは、まさに微かに薄暗い、霧深い森にピッタリ合うお化けのような腐生植物にも思えます。
ヒトツバイチヤクソウ(一葉一薬草)
同じツツジ科に関連して、可愛いピンクの花を載せます。こちらも調べたところ、イチヤクソウの一種のようです。
ギンリョウソウと同じ環境で生息していますから、キノコや菌類を関係しているようにもみえます。そのため、山地の花がきれいだからといって個人で栽培するにも非常に難しいでしょう。
やはり、山地や雑木林などに生えているすべての植物は、ずっと同じ条件の良い場所でなければまっすぐ育ちません。何でも自然のものは、このままそっとしておくことが大切です。
ブログを見て下りありがとうございました🌼
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