私の領土を広げて下さい!

ヤベツはイスラエルの神に呼ばわって言った。

「私を大いに祝福し、

私の地境を広げてくださいますように。

御手が私とともにあり、

わざわいから遠ざけて

私が苦しむことのないようにしてくださいますように。」

そこで神は彼の願ったことをかなえられた。

(歴代誌第一4:10)

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ヤベツの祈り(ブルース・ウィルキンソン博士)は米国「ニューヨークタイムズ」紙のベストセラー本の一位、「USAトゥデイ」紙の一位、「ウォールストリート・ジャーナル」紙でも一位となるほど、米国中ではかなり大人気らしい。さらに、わが日本においてもひそかにブームになっているようですが、“大胆な祈り”を毎日気軽に誰でも行えるとうことで大きくキャッチしたのでしょう。これなら、クリスチャン(初心者~)もノンクリスチャン(特に求道者)でも、「今、自分は何をどのようにして祈ればよいのか…」と思った時には、とても有り難い聖書の御言葉の箇所であります。私も大変お気に入りです。

しかし、その反面、ある牧師や神学者達などの間では神に対して自分自身の為に何度も祈ることは問題であるという意見も少なくはありません。それは、同じ聖書の箇所には『あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。…』という御言葉などがあるからです。ちなみに、私の通う教団もヤベツの祈りはダメです!と言っているのです。キリスト教は個人身勝手な御利益信仰でなければ、絶対に御利益信仰であってはいけません!

しかし、“ヤベツの祈り”に関しては決して御利益のためではないと確信しています。これに関して批評している神学界の彼らの解釈はどう考えても、律法的で神学に関する知識ばかりを追い求めているようにしか見えないのです。つまり、頭がガチガチで、純粋にイエス様の愛を通して聖書を学んでいないように思えます。ですから、周囲の人々のためにも祈るには、まず、個人から“主の祝福”を頂かなければならないと思います。そうでなければ、“地境(領土)”は主の御心を通して自身に歩むべき必要な道と周囲の人達のつながりが広がらないのでは信仰の証をする場も作れません。それに、人間は誰にでも試練がつきものであり、誰にでも辛いことが起きて欲しくないと願っているはずです。だからこそ、個人と周囲の人々、日本国民のためにもこれ以上不安や苦しみの無いように祈る大切さも込められているようにもみられるのです。

私の注目は”地境を広げてくださいますように。”という、強くて希望のあふれる言葉に心に打たれます。この私には幸いに今の夫を通してクリスチャンファミリー達を与えて下さっているものの、もともと人づきあいが苦手で親しい友人や知人の少ない私にとっては大きな手助けになりそうです。まだ、私の心は閉鎖的であり、まだ通い始めてばかりの教会や職場、プライベートにおいても正直にいって充実感がないのです。つまり、ある意味、良い情報やじっくり語り合える出会いがないということ。そのため、お互いに助け合ったり、励まし合ったり、困っている人から話を聞いてあげたり、いろん場所へ行動したりなどそういったチャンスを願っているのです。ですから”私の証をする領土を広げて下さい!”と、これからも毎日純粋に神様に祈っていこうと決心しました。

”ヤベツの祈り”はとても素晴らしい祈りの本だと思います。私がヤベツの祈りに出会ったのはおととし(2009年)の受洗祝いに義母からのおすすめプレゼントでした。ちなみに平野耕一先生による”ヤベツの祈り”の本を持っています。義母は宝塚に住んでいた頃、ノルウェー女性宣教師に出会い、ヤベツの祈りも初めて出会ったそうです。もちろん、義母も本を持っていますし、“大胆な祈り”のカードが我が家のダイニングの脇にいつも貼られています。この“大胆の祈り”は、私のために義母は用意をして下さっていました。お恥ずかしいことに、ヤベツの祈りだと気づいたのは、ついつい今頃…。神様と義母には申し訳ありませんでした。でも、素晴らしい祈りに感謝します。

最後に、下記の目次を御紹介致します。↓

平野耕一著 B6変形 全149ページ

「ヤベツの祈り」が世界中で注目されている今、力強い日本版が書かれました。ご夫婦や小グループで読んでください。一緒に祈ると、「ヤベツの祈り」にはすばらしい効果があります。

目次

はじめに
世界で最大のうそとは
祈りは歴史を変えることができます。

序章 あなたの未来を変える祈り
心を点火した起爆剤
私にかかわってきたヤベツの祈り
決定的な出会い
なぜヤベツは知られていないのか
宝探しのサイン

一章 私を大いに祝福してください
もっと何かがあるはずだ
このままでは終わりたくない
目を覚ましてください
アブラハム・ラハブ・ルツが受けた祝福
神のイメージを誤解した男
あまりにももったいない話
祝福の基となる
祝福の循環
愛の循環
若い人たちへ
中高年の人たちへ

ニ章 私の地境を広げてください
心の地境が広がる
なぜ地境が欲しいのか
ヤベツは知っていた 聖書研究二
土地を根差す
種と土地のコンビネーション

三章 御手への祈り
スランプに陥ったとき
手の不思議
イエスの手
ギャップ・セオリー
人は、なぜ祈るのか
ヤベツ聖書研究その三
御手とは歴史に働く神の力
御手とは聖霊の力

四章 わざわいを遠ざけて、苦しむことがありませんように
奇跡的な主の守り
わざいわいの原因は
成功につける薬はない
ヤベツは知っていた 聖書研究四
避けることの知恵
参加することの知恵

終章 呼ばわることは
大声をあげる
心を熱して
信じて
行動する
シャローム計画
なぜ、ヤベツの祈りは教会を変えることができるのか
人間にとってできないことはない

おわりに
未来を変えたいと願っていますか
希望があるから心は生き生きとする
この祈りはあなたの未来を映し出します

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