年が明けて2週間です。前回のブログにて「要介護であればデイサービスと通所リハビリテーション(デイケア)の併用ができる」というお話をさせていただきました。先日、自宅にデイケアの当事者とケアマネジャーが訪問し、要介護3である義母の個別プログラムについて会議をしてから契約をしました。いよいよ本人はデイケアへデビューです。
いよいよデイサービスとデイケアの併用が始まる
先日、自宅に訪問してくださったデイケアの当事者はリハビリ専門(理学療法士)です。昨年の暮れ、本人が体験利用する際に自宅から施設まで送迎して案内してくださった方でした。当事者より、義母の心身の様子や意見など聞きながらの会議でしたが流れは次の通りでした。
【メモ】デイサービスとデイケアの違い
まず、デイサービス(通所介護)とデイケア(通所リハビリテーション)の共通サービスについて簡単にまとめてみると次の通りです。
送迎・レクリエーション・食事・送迎
また、介護が必要な家族のいる家庭を支援することであり、介護する家族の時間も確保することができるのです。
デイサービスとデイケアの名称が似ているようですが、大きな違いは「サービス目的」および「医師が常駐の有無」です。
- デイサービスは自立した日常生活を送ることができるよう支援するサービス
- デイケアは医師の指示のもとに行われるリハビリ中心のサービス
デイサービス | デイケア |
【サービス内容】
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【サービス内容】
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【スタッフ】
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【スタッフ】
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【料金】
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【料金】
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さらに、明らかに料金もデイサービスと比べると、リハビリにて身体機能の維持・回復を目的とするデイケアの方が高くなります。また、デイサービスもそうですが、介護度が高ければ高いほど介助サービスも加算していくので、要介護3の義母のようにデイサービスとデイケアとの週1回ずつの併用だけでも介護費用が多少オーバーしそうです。
めまいが続く義母に考慮
義母のめまいは元々自律神経失調症によるものですが、状態としては頭部周辺を動かしたり、本人にとって何か刺激のあるものにあたるとめまいが強く誘発してしまうのです。ただし、吐き気を起こす気持ち悪さなくて、食欲旺盛ではあるのは不思議です。とにかくふらつきが多く、歩行する時も転ぶ不安も抱えています。
訪問したリハビリ専門の方には、本人の状態を詳しく伝え、本契約時には考慮して頂くことになりました。初回より、本人の様子をみて、個別プログラムを調整していく形となると思います。また、複数のお年寄りが乗る車の送迎にも、朝(9:30)は一番最後に乗車し、帰り(16:00)は一番最初に下車するようにして下さいました。
契約後、初日のリハビリ
契約後、翌週より義母のリハビリが開始しました。実際、初日の朝は予定より15分早い送迎、帰りはデイサービスと同じくらいの午後4時半すぎです。リハビリの方は本人から聞きましたが、初日ということで、いきなり負担がかからないように平行棒を5分間、足踏み運動の2種類といった感じだったようです。デイケアの雰囲気はアクティブで明るい雰囲気、楽しかったと言っています。リハビリの当日、お通じも良くなったと喜び、リハビリの大切さを実感したようです。
次回より、少しずつ、時間と距離を伸ばしていき、本人自身はもっとめまいがあっても自分にできる項目を増やして欲しいと意欲を持っています。
これからのこと
2023年1月現在より、義母のケアプランとしては、水曜日はデイケア、金曜日はデイサービスといった形で週1回ずつ併用していきます。
しかし、デイサービスの入浴が1回だけなので、暑い夏季は衛生面も含め、うちにこもりがちにならないように、もう1回追加が必要だと思い、合わせて通所サービスは月・水・金という形していきたいと思っています。