伝道の難しい日本のクリスチャン人口は1%未満ですが、国内にあるキリスト教会は結構あります。その中でもカトリックやプロテスタント、正教会などの細かい宗派や教義もまちまちです。自分にピッタリの教会を何だろう・・・?教会選びには沢山の危険があります。近頃のキリスト教会はカルト的な場所が増えて被害者が多くなってきました。統一教会やエホバの証人、ものみの塔、モルモン教などその他キリスト教の名ばかりに怪しい新興宗教団体が多くあります。キリスト教に興味があって何も知らない人はこれらにひっかかってしまうケースがまだまだ沢山いらっしゃるのですね。間違いに気づかない彼らもみな救いを求めて一生懸命伝道活動をします。ああ~本当に怖いし、彼らがかわいそうです。夫に教えてくれた過去の海外事件簿です。『人民寺院事件』をググると出てきます。これをみると、あまりにも悲惨です。
でも、もっと危険なのは普通の教会にサタンが入ってしまうことです。従来の聖書の教えに反したり、自分で勝手に聖書を書き換えたり、形式だけの礼拝、神様より牧師が偉くなって自分の組織を作って信徒を惑わしたり、献金を強制的に求めて来たり、もしくは、自己中心的な信徒達が集まるような教会は良くありません。また、見た目はサークルのように楽しそうに見えますが、近代的でこの世の調子に合わせた教会もあまりおすすめ出来ません。また、クリスチャンの中には、今で通っていたある教会の教義が気に入らなかったり、全体的にあまり良くない教会だったり、転勤等のために他の教会を探さなければならないケースもありですね。では、どうすればよいの~?
私の場合は当初、自分で教会を選ぶどころか、夫の両親やそのほとんどの身内がプロテスタントのクリスチャンですので全く疑うこともなく、逆に興味を持ちながらキリスト教へ溶け込むことが出来ました。ある日、クリスマス礼拝に招待されて初めて教会に来た時、ここのルーテル系教会はオーソドックスで良い雰囲気であること、そしてドイツ系米国宣教師と教会の人達にあたたかく歓迎して下さったことに大感激しました。もう一つは幼少期からの重荷をかかえこんでいた私が自然と神様に導かれたことなどで今の教会のメンバーになりました(^▽^)
私のケースはまれかもしれませんが、それ以外の多くの方は、良い教会を知人の中でクリスチャンがいらっしゃったら直接聞いてみるか、近くの教会情報を検索してみるか…何よりも、実際に勇気をしぼって礼拝に参加してみて、何だか怪しい団体だと感じたり、期待外れだなと思う時は気をつけましょう。また、逆に強制的な勧誘ならこれはキッパリ断る必要があります。つまり、気になる教会へ行く前に、一番良いのは一番の牧師であり、一番良き相談相手のイエス様に祈ってご相談することが私はベストだと思います。イエス様に守られながら、これだと思う教会の礼拝へ参加してみても良いと思います。居心地がよかったり、アットホームだったり、あたたかく歓迎して下さる教会や優しくいろいろな相談や励まして下さる牧師や信徒達、もしくはお互いに助け会える教会が良いと思います。つまり、神様に祝福された教会がベストです。
また、聖書は最初は自分で学ぼうとするとさっぱり分からづらいので、教会の聖書の無料講座に参加してみることも良いです。私も、宣教師をご招待して月一回の身内同士の家庭集会(勉強会)を行っているところです。そして大事なのは、教会選びもそうですが、聖書を正しく学んで、サタンや誘惑に惑わされない強い信仰をもつことだと思うのです。そうすれば、教会や牧師、教義などの善悪の区別が見えてきます。これは、自身ではなく、聖霊様(神様)の働きです。プロテスタントの元祖、あの有名な歴史的宗教改革者マルティン・ルター博士は「聖書」「信仰」「恵み」によって救われるということです。