2016-2017 年末年始はどう過ごしますか?

2016年もあと2日。ところで今回の年末年始はどう過ごしますか?人によって立場は様々だと思います。一般企業の多くは28日辺りで仕事納め、ホワイトカラーの間ではクリスマス辺りから長期休暇という人たちもいるでしょう。しかし、逆にサービス業など年末年始はめちゃめちゃ忙しい職種もあり、ゆっくり新年を迎えられない人も多くいます。

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年末年始でも働く人口が増加傾向にある

かつて、一昔の日本は年末年始となると殆どお休みしていました。少なくとも大晦日は夕方になる前に店が閉まり、元旦はどこへ行っても静かだった記憶が残ります。コンビニやスーパーもかつては24時間営業ではなかったし、元旦から翌日にかけては閉まっていました。

今の時代は全く状況が変わってきています。

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サービス関連が増加

まず、コンビニは完全に年中無休、おせち以外に食べたいものや欲しいものがあればいつでも買いに行くことが出来ます。デパートや大型商業施設では新年の初売り、福袋などで大勢の人でにぎわってレジでは大行列、さらに人の命を預かる医療・高齢社会で追いつかない介護では年中シフト体制です。もちろん、ホテルや旅館の年末年始予約で大変。

これからも年末年始で働く人たちを覚えて感謝しなければなりません。また、健康も大切だと思います。

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かつての年末年始の日本は姿はない

しかし、かつての年末年始の日本の姿がありません。今の時代は競争社会、悪く言えば拝金主義。以前、世界一貧しい大統領で有名な南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領の印象的なコメントを拾いました。

「もう少し働く時間を減らし、もう少し家族や友人と過ごす時間を増やしたらどうだろう。あまりにも仕事に追われているように見えるから。人生は一度きりで、すぐに過ぎ去ってしまうんだよ」

朝日新聞 2016年12月23日「清貧」ムヒカさんが見た日本「働き過ぎなんだよ」 より

日本のサービス業を例として、本当にサービス業界が増えている反面、慢性的な人手不足も深刻。サービス業で働く人たちのうち、「本当は好きでこの仕事を選んだわけではない。」、「雇ってくれる仕事はここしかなかったから。」という人も少なくないでしょう。年末年始は大切な家族、友人、恋人などとゆっくり出来る時間の確保も難しいと思います。

これはあくまでも一例に過ぎませんが、厳しい競争社会は人々の人生を狂わるものだと言えます。

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年中無休営業なんておかしい

実は、私がパートしている食品会社は年末年始も休みのない家族経営です。特に食品を扱う工場そのものは休むことが出来ません。しかし、従業スタッフのうち何名かは普通に年末年始のお休みを取っているとの、以前にここでパートしていた知り合いからの情報を聞きました。この会社は意外とシフトの融通が利く部類です。

忙しい事務所で週3日(火・木・土)仕事している私も遠慮なく年末年始をお休みさせていただきました。土曜の大晦日、火曜の1/3を休みを入れたので12/30(金)から1/4(水)までの6連休としています。

今年も休みを取っている人たちの穴埋めで、期間の学生アルバイトや短期スタッフを多く募集し、実際に現場へ集まったのは殆ど各アジアから来た外国人留学生たちでした。この食品工場の仕事も決して人気があるわけでもないし、場所も辺鄙で最寄駅から徒歩ではちょっと厳しいです。

年末年始の工場は大変そうだけれど、関連する事務所の処理もバタバタしています。まだ、仕事に慣れず、年末年始の出荷向けに様々な商品ラベル発行の量にとても付いていけません。年中あちゃこちゃ、社長の怒鳴り声を耳にする喫煙の職場で年末年始を迎えることは勘弁です。だから、私は休むべし時はしっかり休みます。

年中無休の経営というのは精神衛生上にもよろしくないことです。これでは経営者もピリピリするのもおかしくないと実感しています。360日で経営する家族たちは頑張ってすごいと思う反面、この方たちの人生は空しいようにも見えます。

医療・介護に関しては別問題として、年中無休営業とはおかしいです。今の日本、年中無休にしてまで必要以上に利益を求めるということ自体考え直す必要があるのでないかと思います。お金以上にもっと大切なことがあるはずです。

ブログを見てくださりありがとうございました。
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