上の写真みて「何だこれは!?」と感じるでしょう。一見奇妙でグロテスクな野菜が、近隣の野菜直売所でこの頃ちょこちょこ売っています。何となくブロッコリーとカリフラワーの突然変異とも言っても良いのかですが、これはイタリア語でブロッコロ・ロマネスコと読んでアブラナ科アブラナ属のカリフラワーの一種です。さあ味と食感はどんなものか。
目次
ブロッコリーでもカリフラワーでもない幾何学模様の野菜
ブロッコリーでもカリフラワーでもない幾何学模様やフラクタル形態の新種は一部の野菜直売所でも見かけるようなりました。それが、Broccolo Romanesco(ブロッコロ・ロマネスコ)です。日本国内では一部の地域で生産・販売はされていますが、まだ出荷量は多くありません。日本では「カリッコリー」、「カリブロ」、「やりがい君」、「ドラゴンスパイラル」などの商品名で販売しているそうです。
ロマネスコは元々ヨーロッパからである
ロマネスコの原産地はヨーロッパです。イタリアのローマやドイツで16世紀頃から作られ、さらに1990年頃からフランスのブルターニュ地方などで大規模な栽培が行われるようになりました。それ以降は冷凍食品も販売するようになりました。利用方法は茹でる、煮る、炒める、サラダやピクルスなども調理されています。
ロマネスコはブロッコリーやカリフラワーと同じく秋から冬の旬のはずだが
ロマネスコの収穫の時期は、ブロッコリーやカリフラワーと同じくだいたい10月〜12月頃です。しかし、筆者たちが見つけたのは5月下旬の東京都内にある清瀬野菜直売所でした。その時、何とカリフラワーと一緒に販売していたのです。異常気象が続く現代はあまり旬を失いつつあるのではないかと思います。ですから、他の野菜にしても一年中食べられるというわけでしょう。
ロマネスコの栄養素と味・食感は?
まず、ビタミンCはブロッコリーやカリフラワーと比べて3種の中では少ないのですが、100g中に60gほど含まれています。他に、カリウム・カルシウム・鉄分・カロテン・食物繊維も豊富です。食感はコリコリと歯ごたえがよく、味は何となくブロッコリーよりカリフラワーの味に近いような気がします。ただ甘みは思ったより少ない感じ。
自己レシピ!ロマネスコでサラダにチャレンジ
ロマネスコとブロッコリーのヨーグルトドレッシングサラダ
茹でたロマネスコとブロッコリーで簡単な温野菜サラダにしてみました。それが、ヨーグルトドレッシングと相性がよくて美味しく食べました。
材料A:
- ロマネスコ・・・1個
- ブロッコリー・・・1個
- レモン汁・・・少量
材料B:
- マヨネーズ・・・適量
- ヨーグルト・・・適量
- オリーブ・・・少量
- クレイジーソルト・・・少々
作り方:
- ロマネスコの場合は硬いので付け根の部分に包丁を入れて取り除き、下から花蕾をつぶさないように適当な大きさに房を切り離す。
- カットしたロマネスコとブロッコリーを3分ほど茹でる。
- 茹で終わったロマネスコとブロッコリーを冷ましたら、レモン汁とB材料を加えて和える。
- 適当な器に盛って完成!
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