洗濯石鹸について前回の続きです。洗濯石鹸は環境・肌・衣類に優しいというのが最大のメリットです。ただ、洗濯石鹸を使い続けるとコスパが気になります。お手頃な合成洗剤は少量で済みますが、洗濯石鹸は洗濯機で十分泡立つまで石鹸を増やす必要があり、液体せっけん使用の場合は消費が早いです。結論、粉末との併用が良いことに気づきました。
目次
ミヨシ石鹼そよ風の粉末について
ご存知の通り、洗濯石鹸の種類には「固形」「粉末」「液体」とあり、衣類の汚れ状態や他目的に応じて使い分けられ、いずれもアルカリ性です。前回の記事では、ミヨシ石鹼そよ風の液体せっけんをご紹介しました。液体せっけんは使いやすくて、一番優しい洗浄力ですが、どうしてもそれだけではコストがかかります。そこで、粉末の方も追って買いました。
そよ風の粉末の特徴は洗浄力を高める炭酸塩などが配合
筆者が住む周辺に限り、近くの各薬局ストアにはそよ風の液体せっけんは比較的に入手しやすいのですが、粉末の方については取り扱っているところは少ない傾向にあります。取り合えず、今のところはセイムスで売っていました。
さて、粉末に含まている成分は次の通りです。
前回、ご紹介しました液体せっけんには含まれていないアルカリ剤(炭酸塩)が洗浄力を高め、金属イオン封鎖剤(別名:キレート剤) は石鹸カスを防ぐ役割があります。
さて、袋を開封すると計量スプーンも入っていました。粉末は口コミの通り、とても細かい粒子のため、こぼれやすかったり、顔に近づくとむせやすかったりしやすいので注意しながら使います。気になる香料ですが、液体せっけんとは違ったほのかなローズ調の石鹸の香りがします。粉末の方が石鹸らしい香りが強いと思います。
そよ風の粉末は思ったより水に溶けやすいかも
先に、粉末洗剤の最大のデメリットと申しますと、溶けにくくて衣類に石鹸カスが付きやすいことです。かつて、合成洗濯洗剤を使っていた頃は絶対に液体派でした。
しかし、コスパの面で劣る洗濯石鹸の液体の方を使うとなると事情が変わります。洗濯の泡が立つまで石鹸の量を足さなければなりません。そこで、2.16kgもある粉末を使うことに決断しました。
粉末の使い方は袋の後ろに説明してあります。さらに、Youtube動画などで洗濯石鹸の使い方を教えてくれるので大変参考になります!
粉末を使いこなす基本は、使用量を守り、適温(20℃~40℃)、先に水で回転して十分泡立ってから衣類などを入れること、さらに、洗濯機には衣類を詰め込み過ぎないよう小分けにして洗濯することです。
そよ風の粉末を実際に使ってみますと、思ったよりも水に溶けやすくて上手く泡立ち、タオルや白いものは特にきれいになっています。液体よりも粉末の方が洗浄力が高いことが明らかです。乾いた時もふっくらまでいかなくてもサラサラ肌触りが良いので、柔軟剤は不要だと思っています。
洗濯石鹸を使い続けると洗濯槽の雑菌・カビが繁殖しやすい?
どの洗濯石鹸でも、雑菌やカビを気にされている方は少なくありません。洗浄力のある洗濯石鹼は石鹸カスが残りやすく、それが原因で雑菌・カビを増殖させる原因となっています。
そよ風の粉末石鹸の場合、炭酸塩と金属イオン封鎖剤の助剤で短所を補っています。しかし、合成洗濯洗剤、洗濯石鹸に関わらず、使い続けている洗濯槽はどんどん汚れてきますので、1~2月毎に洗濯槽内の掃除をおすすめします。
まとめ
洗濯石鹸を使うことは少々手間がかかりますが、環境・肌・衣類に優しいのが最大メリットです。しかも、柔軟剤不要です。特に粉末石鹸の方が洗浄力も高く、コスパも良いです。これから洗濯石鹸をこれから検討される方にとってそよ風は初心者に良いものです。
記事をご覧いただきありがとうございます。