最近、アマゾンで好評中の著者/松島氏による「聖書に隠された成功法則」がよく販売されています。この本を買って読まれた方はどのくらいいるのか分かりませんが、私は一度クリスチャン書店(CLC Book)で目を通したのみでまだ買っていません。また、これの公式サイト(松島氏のブログ)は、結構興味深くて何度も閲覧しています。でも、今度は本を買ってみようかどうか…今のところ未定です。何故なら、私は何度も聖書を学び、デボーションをしたり、主の祈りをしているので特に必要ではないと思ったからです。
その代わり、公式サイトに載っている「6000年ドットコム」は、聖書的な解説なのでこれだけで十分参考になります。その中で、自由にみられる各テーマ(PDF)はなかなか面白いと思いました。特に、「聖書に書かれた魅力的な女性・魅力的な男性になる秘訣」というテーマはとても奥深いだけはなく、主の御言葉そのものを実践活用した内容となっているので、魅力的になりたい真の手助けが説明されています。そこで、私自身にとって印象深かった内容を一部だけ語らせていただきます。
一般的に魅力的だと思う共通点は、やはり外見では「美しい」「カッコ良い」「かわいい(顔・しぐさ・歩き方)」「プロポーションが良い」「姿勢が良い」、性格では「女性(男性)らしい」「(性格が)かわいい」「やさしい」「親切」「寛容」「勇敢」「素直」「自己中ではない」等、行動面では「いつも喜んでいる」「いつも楽しんでいる」「笑顔」「存在感がある」「コミュニケーション」「気遣い、気配りができる」等…沢山の要素があると思います。
しかし、聖書的な魅力とはテーマから読むと「①神(イエス・キリスト)似た人」「②エデンの園にいた時のアダムとエバのような状態の人」「③実を結ぶ人」となっています。(聖書を全く知らない人達にとっては理解しにくいポイントですが…。)聖書を読んでいる私自身は、この3つに納得です。でも、そう知っていても、恥ずかしいながら私はまだまだです。多くのクリスチャンでもなかなか3つの通りになれるようにすることはとても大変だと思います。
さらに、テーマの通り「神は愛です」と言っています。つまり、私なりに簡単に答えれば、魅力的な人になるには「愛」が一番必要なのです。愛について御言葉もここでは書いてありました。いつも、印象に残る御言葉の一部だけ引用させていただきます。
愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。(Iコリント13:4~8)
こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番優れているのは愛です。(Ⅰコリント13:13)
まさしく、愛とは上記の御言葉通りです。私は以前、ルーテル聖書日課の時に愛について学んだのを覚えています。その某牧師のメッセージによれば、愛があるお方は主なるイエス様だけということです。真の愛を知らない私達人間は、ただ愛が欲しいと求めてしまいます。特に、聖書を一度も読んだことがない多く日本人は、愛とは恋愛とかエロスのイメージでしかありませんし、多くは人から愛されたい願望が強いのです。好きな人を愛すこととか、一番好きな人に愛されることが幸せだと思う人がほとんどです。それは、本当の愛ではなく欲望に過ぎないと思います。欲望は、自己中の一種のようにも思えます。聖書日課のメッセージを読んだ簡単な結論は「愛はとは与えられるのではなく、与えるもの」だといういつまでも印象に残るヒントを頂きました。愛のない身勝手な私達人間のために、イエス様が教えて下さいました一つの箇所を思い出しました。「何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい…」という御言葉とピッタリと一致しているような感じがします。これが愛ではないでしょうか?つまり、人を幸せにしてあげたい(何とか助けたい)、人々が幸せになって欲しいと心から祈ることこそ、本当の魅力ではありませんか。と、私は思うのです。
さて、テーマに戻りますが、一見分かりづらいのが「実を結ぶ」です。著者によれば「自分の人生の目的を知り、それに向かって歩む」と言っています。聖書を読んでいる私は、単純に言えばこれしかないと思います。それは、主を第一に求めることが大きな目的です。「実を結ぶ」という御言葉は確かに沢山ありますが、結婚しても普段はフルパートとして勤務している私にとって定番のある一箇所がこれです。
だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。(マタイ6:33)
私達の救い主イエス様が教えて下さいました一つの有り難い御言葉です。特に、信仰は信仰で、仕事は仕事の区別するようでは、私はとてもやっていけません。仕事もプライベートも家族、性格、才能、人間関係、環境、財産など全ては主の御手の中にあることを、じっくり聖書を学んでから初めて知りました。ですから、私は正しい信仰に出会わなければ、辛く悲惨で虚しい人生を送っていたかもしれませんし、今の自分はありません。それだけではなく、この秘訣テーマにも何もかも全く知らないままだったと思います。もし、信仰のない自分だったこんな感じだったかもしれせん。きっと、魅力も何もかも失っていたことでしょう・・・。
- 今の夫に出会うこともなく、いつまでも独身のまま。
- 年齢過ぎても、理想の異性を求め続ける。
- 実家の両親との共存。(年齢が高ければ高いほど親との関係が歪み始める)
- 年齢に合わせない外見だけの着飾り。(周囲に何とか注目をあびたい)
- 何も努力もしないくせに変にプライドが高い。(目先の理想ばかり)
- 職場では周囲の評価や注目、報酬などで不平不満ばかり。
- 歪んだ性格に、実年齢より老けこんだ自分には誰にも歓迎されない。
- 無駄な浪費癖。
上記、本当にゾッとしてしまいます…。完全に主から離れている状態は、今思うと本当の恐ろしいです。私は、夫との結婚を通してイエス様に会えて感謝です!その上、希望と心の安らげる新しい居場所も与えて下さいました。主の御力は本当に素晴らしいです。そこで、著者のテーマに「エイジング」「苦難・試練の時」について一部を抜粋しました。
<略>
この世の常識と聖書の常識は真逆であることが多いものです。
この世では美しくあるために、アンチエイジングが流行するように、若いことが良いと思われていますが、聖書の概念では、エイジングは日々劣化するのではなく、日々良くなることです。
内面的な美しは、年齢とともに向上させることができます。
また、内面的な美しさは外面的な美しさに繋がります。
40過ぎたら自分の顔に責任を持てという言葉はそれを表しています。
聖書をみると、内なる人は日々新しくなることが書いてあります。
<略>
「どんな時でも(試練の中でも)笑顔でいられる女性」
これには、包容力・高いセルフイメージ・愛・期待・希望・平安など多くの要素が含まれています。
「どんな試練でも乗り越えられる男性」
気をつけること
女性は「嫉妬」、男性は「裁く気持ち(批判的な思い)」
特に、「嫉妬」は女性の若さや美しさを一気に失う危険性が高いと思います。また、体にも良くありませんね。男性に多い「人を裁く気持ち」も言葉の暴力と一緒です。日ごろの不平不満などのマイナス感情の時も主の御言葉を思い出します。
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。(Ⅰテサロニケ5:16~18)
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