労働条件が良ければ何だって頑張れるが

仕事とは、どの分野も決して楽ではないものです。ここでは、仕事していくことへの労働条件について触れみることにします。もし、労働条件良ければ、多少どんなことがあっても前向きな気持ちになると思います。今日4/10ニュースの話題で私が目にした内容は下記の通りです。

さいたま市にある某リフォーム会社に3月から「昼寝制度」を導入したそうです。えっ?!と思いました。更に同企業では昼寝制度の他に、産休制度も積極的に設けていました。一部の記事を引用させて頂きます。

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経営陣の提案による同制度に、社員は「居心地の良さを感じる」と歓迎ムードだ。

 パワー・ナップ (power-nap)とは、ごく短時間の仮眠を指す。単位時間当たり最大の効果を狙う米国発祥の睡眠法である。同社は、新たな制度を当初「シエスタ制度」と名付けたが、比較的長時間の休憩を指すシエスタよりも適した「パワー・ナップ」に改称した。

 同制度では、社員に1日に1回、15~20分の短い仮眠を認めている。事前申請は不要。眠くなったタイミングで、各自が自主的に眠りに入る。

 デスクに枕を置いて寝る、言葉や表示で伝えるなど、仮眠中であることが分かるようにすれば、周囲が電話を回さないなど配慮する。

 建築業界では、職人が昼食後に少し昼寝をして、午後の仕事への集中力や安全性を高めている。

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なお同社は、3月中旬に「ワークライフバランス委員会」も発足している。社員の多くは子育て中の30代で、産休に入る前の社員や、この春に産休から復帰する社員も数人ずついる。

 経営陣が「体のリズム優先で働いてよい」というメッセージを発したことで、社員の安心感や信頼が増すと同時に、適度な自由が認められたがゆえの責任感も生まれている。(オルタナ編集部=瀬戸内千代)

産休制度については私の職場にもあり、私が以前勤務していた最後の派遣先(某大手Gr企業)の社員の間にもありました。それ以外の各企業にもあるかもしれませんが、実際に産休制度を活用している企業はどのくらいかは不明です。

それより、昼寝制度があること自体羨ましいことです。世界で二番目に労働時間の長い日本だからこそ、どんどん体を休める時間を少しでも設けて欲しいです。特にオフィスで勤務している人達は誰でも必ずは眠くなる時間帯があるはずです。私も体調によっては午前中だったり、午後だったり、最悪なことに一日中睡魔に襲われたことがあります。今勤務している会社では、休憩時間帯以外は気分転換する場がありませんし、眠い時はいくら緑茶やコーヒー、紅茶を飲んでもちっともスッキリしません。トイレにいって軽いストレッチや筋力運動をすれば多少改善されますが、やはり昼寝をした方が楽だと思います。例えば、私のプライベートになりますが、休日の昼間に家の中でもPC操作や英語学習などしていると途中で眠くなることがあります。少し短い間だけ寝れば、すっきり目覚めて物事に集中出来るのです。

また、こんな記事を発見しました。「休暇取得は生産性アップが条件!?」なかなか興味深いので内容は下記の通りです。

「休日が充実―生産性がアップ―消費が増える―ニッポンが元気に」。観光庁では昨年7月より内閣府と厚生労働省、経済産業省と連携して、主に企業を対象とした休暇取得促進キャンペーン「ポジティブ・オフ」を展開中だ。

 ところがこの施策、休暇がもたらす企業へのメリットを強調する余り、自己啓発や観光を通じた消費促進など「有意義な休暇」を取ることを前面に押し出す。政府が休み方にまで干渉するかのような雰囲気さえ漂う。

 ■観光庁「休める環境作りが目的」

 ポジティブ・オフは、昨夏の電力使用制限令の影響で休業日が多く発生したことを背景とし、休暇に後ろ向きだった企業文化の改善や観光機会の創出などを目的に始まった。

 観光庁の担当者は「『休みたいのに休めない』現状を変えたい」と語るが、一方で「企業に納得してもらうためには、どうしても生産性の向上などの利点を謳う必要がある」と漏らす。

 本来、休暇は仕事から離れる時間だ。年次有給休暇の取得も、法律で権利として認められている。ところがポジティブ・オフは、休暇取得の促進に「仕事のため」と言わねばならないという自己矛盾を抱え込む。

 ■「生産性アップ目的はしわ寄せ生む」

 積極的に休暇取得を促す例としては、「従業員をサーフィンに行かせる」アウトドア衣料ブランドのパタゴニアが挙げられる。しかし同社は「健康な地球がなければ株主も、顧客も、社員も存在しない」として、自社の存在意義の第一に環境保全を据える。

 他方、ポジティブ・オフは地域への回帰や家族とのふれあいの重視なども謳うが、「企業だのみ」ゆえに経済合理性の優先から自由になれない。ポジティブ・オフは「オフを前向きにとらえる」と提案するが、そもそも休暇をポジティブ、ネガティブで色分けすることは正しいのか。

 環境文化NGOナマケモノ倶楽部の馬場直子事務局長は「生産性を上げるために休むのでは、どこかにしわ寄せがくる。同じ『休む』でも家族との時間など、経済の尺度で測れない価値に触れることでむしろ人はリフレッシュされる」と警鐘を鳴らす。果たして企業は、こうした指摘に自覚的だろうか。(オルタナ編集委員=斉藤円華)2012年3月30日

有給休暇と生産性というか…上記の記事を思ったことは、身勝手で一番弱い非正規労働者を使い捨て状態にしている日本の各企業(特に大企業)はお上の命令には逆らえないのか?と思うと腹ただしいです。もしくは各企業は政府に利用されているようにも見えるのですが…。もう、今は個人も企業も政府を当てにする時代ではありません。これからは独自で、より良い労働環境を作らなければ国内の生産性はアップにつながらないと思います。とにかく国に依存してはいけないのです!先程、さいたま市の某リフォーム会社は独自で昼寝制度と産休制度など導入した賢い会社だと思います。さらに、細かく内容を触れませんでしたが、興味深い項目がCSRガイドブック発行の「人権軽視の企業は生き残らない」です。題名だけでもインパクトがありますが、実の通り人権軽視の企業は必ず滅びます。

最後の結論というより・・・私なりのクリスチャンの視点からですが、この国や企業などは全てサタン(人間の罪)に支配されています。サタンによって労働条件や全てのものを悪くしているのです。しかし、その背景では神様の小さな御恵みが沢山あります。例えば、休暇や給料、ボーナスなど。多くも少なくても御恵みには変わりません。たしかに、世の労働条件が良ければ、労働者の働く気力や作業効率もUPされます。

でも、クリスチャン労働者はどんな条件でも、神様の御心に感謝して働きます。①働かせて頂けるだけ感謝 ②職場の悩みや不満は全て神様に打ち明ける ③職場で苦手の人に対しても祈る ④心から喜んで神様に仕えるように目上に仕える ⑤目上を尊敬するなどのはずです。神様に出会った私には、仕事においても希望を持ち続けています。神様に信頼するとあらゆる面で守って下さるからです。後は、福音を全く知らない日本人労働者達がいつか福音に触れる機会に導かれように祈り続けています。

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