ハローワークが超密状態でいつクラスターが起きてもおかしくない惨状

一部都府県で緊急事態宣言とか騒いでいますが、民間にばかり負担を押し付ける前に、中央・地方政府が率先して感染拡大している実態に気付いているのだろうか?GOTO問題は置いておくとして、今日はハローワークの恐るべき実態を明らかにしたいと思います。というのも、市内放送でコロナウイルスの感染拡大をさせないようにと連日市民に訴えかけていながら、ハローワークは廊下に大行列、狭い部屋は稠密状態の阿鼻叫喚の惨状を放置し続けている矛盾を糾弾せざるを得ないからです。

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それでも新型コロナウィルスの感染拡大防止になっているのか?

コロナ過、各地でハローワークへ通っている方は沢山いらっしゃることでしょう。しかし、コロナウィルス感染対策についてはとても気になるものです。特に、年度末から新年度の変わり目のハローワークの混雑について次の通りでした。

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年度末(3月)の失業認定の手続き時は空いていた?

筆者も本年2月中旬にて派遣契約3年満了となり、次の仕事が決まらないまま失業となりました。地元ハローワークへ失業認定の手続きしたのが3月初めでしたが、その頃の失業給付課窓口は比較的空いていました。この日、朝一番に来所したこと、年度末だったこと、そして、一見、所内は蜜を作らずにコロナウィルス対策万全だと思い込んでいました。手続きの際、職員より初回講習会の中止について説明を受け、代わりに初回失業認定書には1回目の就職活動記録としてカウントOKでした。

3週間後、初回失業認定日(3月23日午前9:00-9:20)は、認定を受ける人たちはそこそこ集まっていましたが、すぐに手続きは終わりました。

しかし、問題なのは次の通りです。

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新年度(4月)第二回目失業認定日はかなり混雑だった

一般的に年度末から新年度は、退職や入社、異動などの人の入れ替わりが大きくなる時期です。さらに、コロナ過より、リストラ、希望退職、雇い止めなど様々な理由による失業者も急増することも想定はしていましたが、第二回目失業認定日(4月20日午後15:20-15:40)はかなりヤバイ混雑、超蜜状態でした。狭い失業給付課の待合室は人で満タン、廊下、階段まで大行列、いつクラスターが発生してもおかしくはありません。

こんな状態では、コロナウィルス対策の意味も全く無意味なのでは?

さらに、これからの暑い真夏は超蜜状態の中で熱中症のリスクも重なり、まるで地獄になりそうです。

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コロナ過、失業認定の手続きは申出のある全ての人に郵送を認めれば超蜜は最小限へ?

再就職先が決まるまで、月1度は人口密度の高いハローワークへ通い続けるのは、病院と変わらぬ感染リスクがとても気になります。

今、ハローワークの「まん延防止等重点措置適用に伴う失業の認定手続きについて(R3.4.20更新)」の一部を確認すると、来所して失業認定を受けることが原則となっていますが、郵送を認める特例措置は以下の対象者となっています。

①緊急事態宣言中及び当該宣言解除後の最初の失業認定日
②まん延防止等重点措置の対象期間中及び該当期間終了の最初の失業認定日
③上記①②以外の期間の失業認定日
高齢(概ね60歳以上)である受給者の方、基礎疾患を有する受給者の方、妊娠中である受給者の方が感染予防等の観点から来所を控えたい旨の申出があった場合は郵送による証明認定も可能です。

注目するのは、最後の①②以外の高齢受給者の方です。基礎疾患を有する受給者の方、妊娠中である受給者の方は最優先はもちろんのことですが、コロナウィルスの収束までは、一般受給者の方にも全て申出があった場合には郵送を認めて欲しいところです。そうしていただけると、窓口の超蜜は最小限に抑えられるのではないかと。

記事をご覧いただきありがとうございます。

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