北海道のお菓子と言えば「白い恋人」などが定番です。私も大好きです!しかし、まだ素晴らしいお菓子があったのです。モンドセレクション29年連続金賞受賞を受けた壺屋総本店の「き花」というホワイトチョコが挟んだアーモンドガレットサンドです。このお菓子について色々と調べてみました。
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北海道から美味しいものが我が家に届く
北海道札幌市在住の義理の兄の奥さんからとても美味しいものを我が家へ送って下さいました。まず、料理の「だしの王様」と呼ばれる羅臼昆布、その上には北海道銘菓も同梱してありました。それが何と世界の食品コンクールで金賞受賞したお菓子だったのです。
壺屋 き花 ☕
「き花」旅番組「わがまま!気まま!旅気分・北海道ガーデン街道をいく!2013夏」にて紹介されました。この時、出演タレント森口博子さんに「き花」を試食していたそうです。「サクサクとした食感とホワイトチョコ。チョコがお口の中に広がりますね。すごくおいしいですね!」とコメントがありました。
我が家に届いた「き花」は箱も中身のパッケージも北国のイメージとしたデザインがキレイ!
”き花”の由来は元々”霧華(きばな)”からきている
まるで氷のプリズムのように光り輝くダイヤモンドダストのきらめき…
その昔、北国の厳冬が織りなすこの美しさに魅せられた歌人は、歌のなかでダイヤモンドダストを「霧華(きばな)」と詠みました。
『き花』は、霧華をイメージして作られた北海道銘菓です。壺屋総本店
「き花」には「霧華」のストーリーから由来しているようです。昭和の初期に遡り、軍人であった齋藤瀏(さいとうりゅう)の歌集『霧華(きばな)』がありました。
東明のあかるむ霧にほのかなる光あつめてさく霧華かも 齋藤瀏
歌によき霧華の町のうすぐもり春に先立ちいゆく人かな 小熊 秀雄
から松の霧華は銀の鍼に似て人の気配に枝より雰る 松田 一夫
”霧華”という字句の謎
既にお気づきの方もいらっしゃるいかもしれませんが、初め霧(きり)と書いて「霧華(きばな)」という字句は何故だろう思うのです。現在のパソコンでもそのような字句の漢字変換は出来ません。では、「霧華」の謎のカギはストーリーではこのように記されています。
(前略)俳句歳時記の冬の季語に、木華(きばな)、木花(きばな)、霧の花、樹霜(じゅそう)などが見られますが、霧花という字句は見あたりません。旭川で齋藤瀏が特有な言葉として詠いこんだのが初めてとみられます。
大正13年、再度旭川に着任した齋藤 瀏、史親子は大正15年に発足した旭川歌話会にも参加。昭和2年に短歌誌「霧華」を創刊しますが、4年には「半仙戯(ふららこ)」と改題しています。昭和21年6月、俳句誌「霧華」(塩野谷秋風[しおのやしゅうふう])が創刊されておりますが、49年12月に「樹氷」(きばな俳句会)と改題されて現在に至っております。
旭川で霧華をテーマにして詠んだ歌人の短歌3首を右に掲げてみました。松田一夫[まつだかずお]歌集『き花凍む街』のあとがきで、松田翁が壺屋総本店の菓名の名付け親として「き花」命名の経緯についてふれております。
「霧華」の想念から発祥し、転じて「き花」と書き表して命名。そのロゴタイプと共に商標登録をさせていただきました。イメージにふさわしい北海道の叙情的な風景をモチーフとした『き花』は、世界の食品コンクールで28年連続金賞に輝くお菓子として変わらぬ評価をいただいております。
壺屋総本店
早速、世界が認めた「き花」を味わう
「き花」の袋を開けて中身はごらんの通り、がレットは確かにダイヤモンドのイメージとした光沢ががあります。実際に口にすると、カリッとしたアーモンドと混ざった食感、その中のしっとりしたホワイトチョコがとてもマッチしていい感じです。これはとても美味しい!
北国の美味しいお菓子を送ってくれた義理の兄の奥さんには本当に感謝しています。訪問者の方々の中で北海道へ行く機会がありましたら、ぜひ「き花」のお土産もおすすめします。
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