前回でも松江銘菓をご紹介したばかりですが、今度は「くろがねもち」についてです。玄米粉・黒糖・くるみ。これを素材にていねいに練り上げた「くろがねもち」はもともと松江城山にあった天然記念樹「くろがねもち」にちなんで命名しましたが、話題のテレビドラマ「篤姫」にも度々登場し、すっかり有名になっとのだそうですよ。
生協にて松江銘菓を注文
前回の記事では風流堂の「朝汐(あさしお)」についてでしたが、一緒に「くろがねもち」も生協にて注文したものです。
内部リンク 珍しい松江銘菓:風流堂『朝汐』
松江 風流堂 🍵
「山川」で有名な松江の風流堂からもう一つ美味しい和菓子をご紹介します。
くろがねもち
築城四百年の松江城、その上り口に、かつて「くろがねもち」の巨木があり、風流堂はその木に因んで「くろがねもち」を発売し、およそ五十年の節目を迎えるそうです。また、宮尾登美子氏の作品「篤姫」が放映され、薩摩の「くろがねもち」が大きな話題となったのです。
宮尾登美子氏ご本人もこのお菓子が大好きということで、風流堂のために菓名を揮毫してくださったのだそうです。
篤姫の勇気とやさしさがしみじみと伝わってくるような、南の国の香りいっぱいの「くろがねもち」です。私も毎日頂いて、元気をもらっています。
宮尾登美子
これは、私たちも早速と味わってみなくてはと思い、義母がまた抹茶を点ててくれました。
まず、先にくろがねもちを一つ味わってみることにしました。これはとてもふんわりもちもちと柔らかく、玄米の香ばしさや黒蜜の風味が広がりつつ、クルミの食感もあって最高な味わいです。甲州の信玄餅よりもずっと遥かに上品なのです。これは宮尾登美子先生がハマる理由がよく分かりました。
豆知識☝「くろがねもち」という植物とは?
クロガネモチ(黒鉄黐)とは、モチノキ科モチノキ属の常緑高木。「学名 Ilex rotunda」、英名は「Kurogane holly(クロガネ ホーリー)」、「Round Leaf holly(ラウンド リーフ ホーリー)」。名前は「モチノキ」に似ていて、若枝や葉柄が黒紫色を帯びることから。潮風や排気ガスに対する耐久力を多少備えている強い植物のため、街路樹、公園、庭木によく用いられます。5月頃に白い小さな群れの花を咲かせ、10月頃より赤い小さな円形の実が多数なります。鑑賞は翌年2月頃まで楽しめるようです。赤い実は小鳥の好物でもあります。
以上、クロガネモチの木はうちの近所でも見つけられるのか?今度のお出かけ時にチェックしてみたいと思います。
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