久々にプチぶらり散歩の記事です。住まいの埼玉県所沢市からすぐ隣の東京都清瀬市へはいつものように散歩し続けております。清瀬市は東京とは思えない自然と畑が残り、散歩以外にランニング、サイクリングの出来る柳瀬川・空堀川沿いの遊歩道などもあって季節の変化、野菜直売所も旬の野菜を楽しめるのです。これが郊外の魅力ではないかと。
目次
清瀬の秋の景色&野菜直売所で旬の野菜を求めて歩く
清瀬せせらぎ公園
清瀬せせらぎ公園の9月下旬の様子の写真を載せました。
アシ・ヨシ(イネ科・多年草)
葦は「アシ」もしくは「ヨシ」とも呼ぶイネ科の多年草です。葦と言えば、フランスの哲学者パスカルの「人間は考える葦である」で有名です。
葦はススキと共に力強く長ーく生えているところに凄い生命力を感じます。
「ヨシ」という和名は、日本の国を『豊葦原(とよあしはら)の国』(日本書紀)とも呼ばれ、更級日記で関東平野の光景を「武蔵野の名花と聞くムラサキも咲いておらず、アシやオギが馬上の人が隠れるほどに生い茂っている」と書き残したように、平安時代までは西では「アシ」と呼ばれていた。しかしその後「アシ」が「悪し」を連想させ、縁起が悪いとして「ヨシ」となった。そのため「アシ」「ヨシ」の呼び方の違いは地域により変わるのではなく、新旧の違いでしか無い。 標準和名としては、ヨシが用いられる。これらの名はよく似た姿のイネ科にも流用され、クサヨシ、アイアシなど和名にも使われている。
芙蓉(8〜10月まで)
あまりキレイな芙蓉だったのでカメラを撮りました。ムクゲと芙蓉はよく似ているのですが、枝や樹形、葉などから違いが分かるのです。時期は大体8月から遅くとも10月上旬頃にピンクや白の花を咲かせます。
カメラの角度を秋の青空と合わせて白い芙蓉を撮ってみました。
ヤブツバキ(冬〜秋)
ヤブツバキの花はまだまだ先ですが、椿のしっかりした種が沢山ぶら下がっていました。種子と言えば椿油ですが、髪用の油、食用油とあります。ちなみに、筆者はだいぶ昔、レストランで出てきた椿油にフランスパンに付けて食べたことが有ります。味はアーモンドのような味でした。
ムラサキシキブ(紫式部)
今の9月下旬、所々に小さな紫の実がついた植物が気になり、後で調べたら「ムラサキシキブ(紫式部)」でした。クマツヅラ科で夏は花が咲き、秋は実を付けます。あの平安時代の源氏物語を書き記した女流作家の名はここから来たのでしょう。
清瀬せせらぎ公園内の生き物
今回、清瀬せせらぎ公園で見つけた生き物はグロなのでちょっと苦手な方はスルーして下さいね。
まず、クモの巣の中には毒々しい女郎蜘蛛です。その上には雄のクモもいましたが、いずれはこの大きな雌のクモに捕食されてしまうでしょう。恐ろしや〜。
公園内の清流には珍しくニジマス数匹が放流されていますが、そのうち一匹だけは背中に癌化が進行していました。この間より、そのニジマスには何か腫瘍のような異物が付着していることにずっと気になっていたのですが、今では酷くなって暴れるほど辛そうな状態です。
公園内にいる管理スタッフの方々は癌化のニジマスを承知しているのかは分かりませんが、我々はただ見守るのみです。
清瀬の雑木林(中里緑地保全地域)
いつもの野菜直売所へ繋がる雑木林の階段です。とても落ち着く道ではありますが、今の時期はスズメバチもいるのでちょっと焦りながら通り越しています。
雑木林の中で見つけた白いふんわりとしたカリアンドラです。
農道の野菜直売所
こちらは清瀬市中里にある某農道です。この通りに野菜直売所2軒あります。
その前に農家の栗の木にはしっかりと実のなった栗が沢山なっています!これを見ると本当に秋であることに感じさせます。
新しくOPENしたトマトの直売所
一軒目は、新しく完成したばかりのロッカー式直売所です。今はトマトを売っています。
中身を拝見すると真っ赤で立派なトマトがありましたが、値段をみると2つで300円でしたので直売所にしてはちょっと高いかなぁと思いました。
もう一軒の野菜直売所
もう一軒の農家の中にある直売所はいつも必要な野菜を買いに行く場所です。
ここでまず大きな紫芋を一つお買上げ。
次に一つしかないルッコラもお買上げ。
今の時期にしては珍しい大きく立派なカリフラワーも残り一つのみでしたが、先日もここで買っているのでこの日は控えました。こちらの直売所で買ったカリフラワーはとても甘みがあってとても美味しかったですよ。
次回の記事で、カリフラワーのサラダレシピをご紹介したいと思います。
現在、キャベツも含めた野菜は高騰しています。しかし、こちらのキャベツも200円ですが、市場で売っているキャベツよりはしっかりとした品質です。でも、今回は買うのを見送りました。
空堀川沿い 柳原橋付近から
柳原橋(下流方向)から眺めた空堀川ですが、とても水が澄んでいてキレイです。
遊歩道に果実がなっている柿の木。これから色付いていくと、誰かが柿を取って帰りそうだと思います。
ちょっと、空堀川の遊歩道から外れますが、某農家の畑から路上ではみ出ているミニトマトです。これは、まるで誰でも取り放題状態だし、果たしてこのままで良いのか?不思議でなりません。
再び、空堀川の遊歩道です。この通りには香りの漂う金木犀の木が多く植えてあります。
ブログを見てくださりありがとうございました🍂
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