自分の経験を通し、今までの婦人病記事「子宮筋腫観察日記」と併せて、これからより子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどの良性疾患にかかる原因・再発予防について考え、学んでいきたい記事です。これから年齢が高くなっていく上で様々な面で衰えるし、婦人病や生活習慣病などあらゆる面で向き合っていく必要があります。
目次
子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどの良性疾患は何故発症してしまうのか?
「まさかの子宮に腫瘍が?!」と、思っても良性であるなら心配はいりません。ただ、下腹部痛、不正出血、過多月経、貧血などで自覚症状があるのなら絶対に婦人科への本格治療が必要です。また自覚症状有無問わず、良性だからといって放置せずに定期的に婦人科へ検査を受け、経過観察を続けることも大切です。しかし、それだけではなくこれ以上腫瘍を大きくならないように、あるいは一度手術などによる治療を受けても再発しないように心がけることを伝えたいと思います。
まず、子宮筋腫になりやすい人とは?
子宮筋腫は一般的に4人に1人が発症しているといわれています。原因は子宮内膜症やポリープなども含め、現代の医学でははっきり解明されていません。また、子宮筋腫などになりやすい体質は無く、知らないうちに誰でも筋腫を持っている女性は少くありません。
ただ、日本人の食生活が大きく変わり、昔は和食中心だったのが、今では欧米食が進んで肉などの脂肪の多いものを摂取するようになってきたため筋腫が出来やすくなったのではないかとの一つの考えです。
もう一つの考えは、女性の晩婚化によって高齢出産が増え、あるいは出産経験のない独身女性も増えていることから生理の回数も多くて筋腫が発症しやすくなったことです。
冷えとストレスあらゆる婦人病にかかりやすい
さらに、一番考えられるのは冷えとストレスがあらゆる婦人病にかかりやすくなっているとのことです。西洋医学も東洋医学もストレスは心拍数、血圧、免疫力、基礎体温などをコントロールする自立神経、ホルモンを乱してしてまうといわれています。そのために、血液循環や各臓器の低下で体が冷えやすくなり、一番弱くて沈黙の臓器と呼ばれる子宮に最も悪影響を受けやすくなるのです。
まず、子宮筋腫などの婦人病の進行を遅らせたり、あるいは予防するには、ストレスを溜めないようにすること、体を温めるように心がける必要があります。また、がんなどの悪性腫瘍の予防にもつながります。
よく「病気は気から」、「冷えは万病のもと」というのは事実です。
自分自身も重い生理痛、子宮筋腫などが発病したのは何故か?
自分自身が初めて婦人科へ掛かったのは2012年、今から5年前です。きっかけは20代の頃からの重い生理痛が毎月あり、日常生活上に支障が起こるほどでした。婦人科へ掛かる前は夫や義母に「生理痛が辛いのはおかしいから早く婦人科へ行った方がいい。」と何度もすすめられ、なかなか婦人科へ足を運ぶ気にはなれませんでした。
もう少し若いうちに早く婦人科へ受診して本格的に治療をしていれば、今のように手術になるほどの粘膜下子宮筋腫(変性)あるいは子宮内膜ポリープなどが発症していなかったかもしれません。(2017年10月現在)
まず、若い頃は生理の異常を長い期間も放置してしまったこと、幼少期から成人にかけて様々なトラウマや転職・失業の繰り返しなどのストレス、さらにストレスによって自律神経が乱れて冷え性に悩まされたこと、そして根本は気分転換や運動不足だったことも原因だと言えます。(深く反省します。)
だから、婦人病予防策はライフスタイルの見直しがとても重要です。例えば、何か趣味などを持つこと、目標に向けて自分で何かを学んで道を開くこと、お散歩など無理のない範囲で体を動かし続けること、そして相談相手になりそうな人を見つけたり、出来るだけ人との交流を持つことは心身共に健康になっていき、子宮筋腫などや更年期障害も軽くなるのではないかと期待が上がります。
さらに、豊かな心も大事です。感謝は人生を豊かにさせ、健康にもつながります。
以上、この記事のテーマ「子宮筋腫や子宮内膜ポリープの原因・再発予防追求」を数回に分て載せていきたいのですが、自分自身のためだけではなく、同じ病気・症状で悩む方々のために出来るだけ体験や学びを分かち合っていきたいと思います。
ブログを見て下さりありがとうございました♥
ブログ村 ライフスタイルブログ
ライフスタイルブログ ポジティブな暮らし