子宮筋腫経過観察日記:(回想)子宮鏡下手術の準備・子宮口拡げる処置

とうとう入院の当日となりました。筆者のような子宮鏡下手術(TCR)の場合は、2泊3日の短期入院で済みます。ただし、対応できるのは粘膜下筋腫か子宮内膜ポリープに限ります。子宮鏡下手術の場合、子宮口を拡げる処置もあるため、前日から入院が必要です。この子宮口を拡げることは、手術よりも大変でした。では、入院1日目の流れです。

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入院1日目  子宮鏡下手術の準備・子宮口拡げる処置

入院する当日(11月6日)、東京都荒川区にある実家を午前9時半頃に出発し、最寄り駅から日暮里・舎人ライナーに乗車、西日暮里駅で東京メトロ千代田線に乗換えて北千住駅で下車、北千住駅から東武スカイツリーライン(伊勢崎線)各駅電車に乗換えて谷塚駅で下車しました。実家から草加の総合病院までおよそ30分で着きました。さて、病院名は「メディカルトピア草加病院」です。この病院の婦人科の例にそって、短い入院生活をご紹介します。

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総合受付から病棟へ案内

入院当日は午前11時に来院します。入院の場合、まず総合受付へ行って診察カードを先に提出します。そこで入院札が渡されて、カフェテラスの席に座って事務員スタッフが来るまで待機しています。事務員スタッフが来たら、健康保険証限度額認定証入院保証金5万円(現金のみ)入院申込書保険適用外同意書室料差額同意書などを提出します。入院保証金については、受領時に預り証が交付されますから、これを退院時の精算まで大切に自己管理しなければなりません。

さあ、いよいよ病棟へ案内されます。

こちらは、メディカルトピア草加病院内4F病棟のプレミアムフロアです。4Fのみは暗証番号を押さないとエレベーターへ上がれないシステムなので、セキュリティは安心です。エレベーターの前にはナースステーションがあり、面会する方(午前11時〜午後8時半まで)はこちらで受付をします。病棟の廊下全体は清潔感で溢れ、温かみのある木目作りの空間となっています。

こちらはプレミアムフロアの談話室です。まるでホテルみたいです。

談話室では雑誌、自販機、レンジ、水飲み場もあります。

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病室(個室403号室)

筆者が泊まる403号室は13000円の個室ですので、差額実費になります。でも、気を使う4人部屋よりも個室の方が落ち着くし、ゆっくり療養出来ます。それにしても、まるでビジネスホテルのような部屋です。プレミアムフロア全病室は無線LANの配信サービスが整っています。

洗面台とワードローブも完備しています。

窓側の机には、何とメディカルトピア草加病院のオリジナルの草加せんべい1枚が置いてありました。

こちらはトイレ付きのシャワールームがありますが、子宮鏡下手術を受ける筆者はシャワーのみ使えずにとても残念です。

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翌日の手術に関する各チームからの説明に追われる

さて、病室に入って落ち着こうとしたら、次から次へと各チームが入室して翌日の手術に向けての細かい説明・案内がありました。プレミアムフロアの担当ナースより入院中の生活についての説明から始まり、薬剤師、麻酔科医、手術室ナースからの細かい説明を沢山受けました。生まれて初めて入院・手術する筆者は、もう頭の中が混乱しました。そして、これから筆者の手術を担当する執刀医であるキレイなK女医からのご挨拶もありました。

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一日目の病院食:昼食

各チームからの説明受けた後、ちょっと早い昼食が運ばれてきました。初めての病院食です。病院食と言えば、薄味でまずいと言うイメージを受けますが、この病院での病院食は薄味を工夫しているのかとても良い味です。一日目の昼食メニューは鮭の香味焼き、煮かぼちゃ、お吸い物、ご飯、ほうじ茶、バナナでした。美味しく完食です。

ただ、この日の昼食後は指定された下剤を2錠飲みました。この下剤は少しずつ効いてくるタイプです。

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本当に痛かった!子宮口を拡げる処置

さて、午後1時40分頃より、2Fにある婦人科へ診察(内診)と子宮口を拡げる処置の案内が回ってきました。実母と一緒に4Fからエレベーターへ下りて婦人科の待合室で待機しました。待合室では筆者と同じような入院患者さんたちも待機し、中には入院服を着用している20代の若い女性が点滴を持ち運びながら診察室へ入っていく姿を見て大変そうです。

いよいよ、出番がきて、いきなり内診台のある部屋へ案内されました。まず、準備が整った上、ナースが支え、K女医により超音波での内診、そして、子宮口を拡げる作業となります。これが大変でした!出産経験の無い自分にとって、子宮口を拡げることは苦痛です。子宮口にラミナリアを1本入れただけでもきつく、筆者の場合は合計3本くらいでしたが、もう立ち上がるのも辛いです。これが出産時の陣痛なのだろうかと。

処置が終わった後、用意して下さった車いすに座り込み、ナースが押して母と共に元の病室まで戻りました。ベッドに入って、2時間は安静にしなければなりません。その時、母はここで自宅へ帰りました。

安静して2時間後、子宮口の広がりが落ち着いてきたのか痛みがだいぶ薄れ、ベッドから起き上がっても良いとナースの指示があったので、まずは外の窓の大きな太陽が沈む夕日を眺めました。写真の右側に建つ、2つの高層マンションの方ですが、草加市の隣りにある川口市の方向だと思います。

太陽が沈んだ頃、赤い空の向こうには富士山がみられました。

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一日目の病院食:夕食

さあ、痛みも治まってお腹も空いてきた頃、お待ちかねの夕食が届きました。夕食は6時からなのですが、10分前くらいに来てしまって、これは温かいうちに食べようと思いました。1日目の夕食は、嬉しい煮込みハンバーグ、マカロニ野菜サラダ、野菜スープ、ご飯、ほうじ茶です。これも美味しく完食しました!

夜8時以降はお腹を空にしなければならず

夕食の2時間後、誰でも嫌な浣腸があります。でも、手術前はお腹を出来るだけ空にする必要があります。夜8時頃、ナースが来て検温した後、大きな浣腸をされました。ナースより、「しばらく我慢してからトイレに入って下さい。また、途中で冷や汗をかくほど、気分が悪くなった場合はナースコールを押して下さい。それでは、この後もう一度お部屋へ伺いますので、ここで失礼致します。」と、一度退室しました。浣腸した瞬間は痛くなりますので、もう自分は5分までも待てずに即トイレへ駆け込みました〜。本当に辛いです!

便を出して、落ち着いた頃、再びナースが来て「大丈夫でしたか?」と、優しく声をかけられて、「はい」と返事して一息しました。

その後、10時の消灯までゆっくり過ごすことが出来ました。ホテル並みのゆったりした病室、優しいスタッフさんたちが多く、翌日の手術に関しては、特に不安というものはあまり感じておりません。

それでは次への記事へ。

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