今回はネットの中でもひっそり話題が続いている酵素系漂白剤オキシクリーンについて記事です。オキシクリーンの洗浄力の凄さは、主婦たちの口コミやブログなどで紹介されているほどです。オキシクリーンは洗濯やキッチン、お風呂掃除など幅広い用途があり、うちに一つストックしておいて良い優れもの。筆者は初めて食器漬けに使ってみました。
目次
オキシクリーンの魅力を初体験
漂白剤について豆知識 種類
漂白剤は、頑固な汚れも落ちて除菌効果もある反面、取り扱いを誤ると衣類などの色落ちしてしまう失敗もあります。しかし、漂白剤についての基本を知れば失敗の恐れはありません。
漂白剤には3種類あり、「塩素系」「非酸素系(酸素系)」「還元型」です。
まず塩素系は、アルカリ性(次亜塩素酸ナトリウム)の液体が殆どであり、漂白力は最も強く、高い消臭・除菌効果もあります。主に台所や浴室の黒ズミを落とすといった目的で使用されることが多いです。又、衣類の洗濯は、白物の繊維製品のみ使用できますが、逆に水洗い不可の物や色柄もの繊維製品、金属製は絶対に使用してはいけません。
次に酸素系は、粉末(過炭酸ナトリウム)と液体(過酸化水素)があります。粉末は弱アルカリ性、液体は弱酸性であり、特に水洗いできる白物・色柄物の繊維製品に使用できます。つまり、染料の色落ちせずに、付着しているシミ・汚れを落とすことが特徴です。除菌力は塩素系の次にあります。
そして、還元型も漂白剤の一種です。先ほどの塩素系・酸素系は一般的な漂白剤として、酸化型漂白剤と呼ばれて分類されます。一方、還元型漂白剤は独立した分類であり、弱アルカリ性(二酸化チオ尿素ハイドロサルファイト)もつ粉末剤であります。主に業務用であり、酸化型では落ちない汚れをこの漂白剤で落ちることがあります。特に鉄サビ汚れを落とす効果があります。
オキシクリーンは酸素系漂白剤
漂白剤の豆知識を簡単におさらいしたところで、オキシクリーンは酸素系漂白剤にあたります。塩素系漂白剤とは違って、ツンとした刺激臭も無く、色柄物にも安心して使えます。酸素の泡により、繊維の隅々まで汚れを落としてくれること、消臭効果も高くて嫌な臭いを取り除いてくれる優れものです。
衣類の他、キッチン、お風呂場、トイレ、洗面所、洗濯槽など、これ1本で掃除ができるのも魅力です。それは酸素系漂白剤の長所を最大に活かしているからでしょう。
オキシクリーンはアメリカ本国版と日本版がある
オキシクリーンはアメリカをはじめ、世界で愛されている洗剤ブランドです。しかし、オキシクリーンはアメリカ本国版と日本版の2種類があります。
アメリカ本国版には界面活性剤が入っているので泡立ちも良く、柔軟剤も含まれて微香料であるのが特徴です。
販売元グラフィコ社の日本オリジナル版(工場は中国)はデリケートな日本人向けに界面活性剤と柔軟剤は取り除いており、無香料で泡立ちは弱いです。ただし、オキシクリーンEXはアメリカ本国版そのものであり、界面活性剤が配合されて、微香料です。
いずれも、基本的に洗浄力は問題ありませんが、洗浄力をより重視したいのであればEXというように、あとは個人の好みや用途によって変わってくるでしょう。
水筒やコップなどのオキシ漬けにチャレンジ!
今回は水筒やコップのオキシ漬けにチャレンジしました。大きなボールに40〜60℃のお湯を張り、オキシクリーンを付属の蓋キャップ1杯分くらいを加えてよく混ぜて溶かします。
マグカップやガラス急須、水筒の蓋などを約1時間以上漬けてみました。
今まで、職場へ持っていく水筒の底には茶渋などの汚れがなかなか取れなくて困っていました。その時、オキシクリーンで水筒の底汚れが取れたという各ブログを拝見した時、筆者も同じく試してみることにしました。
水筒の中もしばらく経つと、恐ろしいほど汚れが浮かび上がってきました。これはかなり洗浄の泡が効いている証拠です。
そして、時間が経過して水洗いをすると、驚くほど水筒の底はピカピカと輝いています!信じられません。もっと早く、このオキシ漬けを知っていればと思うほどの凄さです。しかも、無臭です。
マグカップの方もどうでしょう。
マグカップもスポンジで擦って、水で洗うと白く輝きました!
オキシクリーンの酸素系漂白剤はステンレス製も大丈夫なので、水筒の底もキレイになり、他にもステンレスボールも輝き、後でスポンジの汚れも取れて除菌効果も上がりました。
まとめ
オキシクリーンのポイントを簡単にまとめてみました!
- オキシクリーンは酸素系漂白剤です。
- オキシクリーンは水洗いできる白物・色柄物の繊維製品に使用でき、キッチン、お風呂場、トイレ、洗面所、洗濯槽など、これ1本で掃除ができ、除菌・消臭効果もあります。
- オキシ漬けは40〜60℃のお湯が張ったバケツやボールにキャップ1杯の漂白剤を入れて混ぜ、少なくとも20分以上です。
- 温度は低すぎると漂白力が弱く、熱すぎるとやけどするので注意!
これからもオキシクリーンを愛用し、いろいろなお掃除でチャレンジしたいと思います。
記事をご覧頂きありがとうございます。