美容と健康に良いドライデーツ(ナツメヤシの実)についてです。デーツは北アフリカや中東が原産であり、主要な食品の1つです。スーパーフードとしてSNSでも話題になっているほどです。また、旧約聖書では『生命の樹(命の木)』とも呼ばれ、プルーンなどのドライフルーツの中でも最も栄養価が高いのです。今、デーツはどこでも買えます。
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近くのいなげやでは『王様のデーツ習慣』が売っている
筆者にとってデーツ(ナツメヤシ)を知ったのは、19年前くらいの都内荒川区の実家にいた頃からです。20代後半の頃は日暮里駅近くにイラン・トルコ・ウズベキスタン料理があり、母親と何度もランチのお食事へいった記憶があります。そこでは直営の雑貨屋もあることから、箱詰めしてあるシロップ漬けのドライデーツを取り寄せて食べる機会もあり、それが美味しくて癖になっていました。それ以降、なかなか食べられる機会がなかったのですが、つい最近は近所のスーパーいなげやで「王様のデーツ習慣」が売っているため、何度も買って家族で食べています。
デーツ(ナツメヤシ)は旧約聖書にも記録がある
筆者は聖書を読んでいるのですが、聖書にも多くの食物が登場します。「なつめやし」「いちじく」「干しぶどう」「ざくろ」「すいか」「アーモンド」「ピスタチオ」など、他に穀物やおかひじき、レンズ豆、オリーブもあります。
今回はデーツが主なので関連する聖書の個所を一部ご紹介しましょう。ある日、クリスチャントゥデイの古い記事を見つけましたが、聖書に登場するナツメヤシを「棕櫚(しゅろ)」と翻訳されているようです。また、聖書においてナツメヤシは優美と勝利、祝福の象徴とされているようです。
『正しい者は、なつめ椰子の木のように萌え出でレバノン杉のように育ちます。彼らは 主の家に植えられ 私たちの神の大庭で花を咲かせます。彼らは年老いてもなお 実を実らせ青々と生い茂ります。』(詩編92:12~14)
私たちもナツメヤシのように主の庭に力強く立って豊かな実を実らせたい。
2010年9月27日13時00分 クリスチャントゥデイより一部引用
他にも調べてみますと、旧約聖書にてモーセ五書の1つである出エジプト記にもあります。
『こうして彼らはエリムに着いた。そこには、十二の水の泉と七十本のなつめ椰子の木があった。』
(出エジプト記15:27 新改訳2017聖書より)
デーツの生産国は北アフリカから中東
デーツは北アフリカのエジプトや中東のイラン、サウジアラビアなどで生産しています。最も生産量が高い1位がエジプト、2位がサウジアラビア、3位はイランといった順位となっています。中東へ旅行した後のお土産にはデーツも多いと思います。
筆者が19年前に食べたデーツは確か原産国はイラン、今食べている「王様のデーツ習慣」も同じくイランです。
業務スーパーでも「種抜きデーツ」が売っていますが、原産国はパキスタンです。
デーツはプルーンより栄養価が高く美容にも良い
デーツはイラクやアラブ諸国、西は北アフリカのモロッコまでの広い地域で、古くから重要な食物とされてきました。それは雨の少ない乾燥した砂漠地帯に住む遊牧民やオアシスに住む人たちにとって栄養を支える重要な食料の1つです。
デーツには鉄分、マグネシウム、カルシウム、カリウム、食物繊維など含まれています。プルーンより栄養価が高く、貧血、疲労、不眠の解消に加え、滋養強壮、精神安定、糖尿病予防、老化防止にも効果を発揮します。まさに完全に美容・健康食であることです!
デーツはまるで黒糖の味!
デーツは干し柿に似ていると言われていますが、産地や品種によっては甘みや食感も様々です。王様のデーツ習慣のデーツはしっとりというより、かためな食感ですが、口の中で噛むとまるでコクの深い黒糖のような甘さです。
もし、デーツがすぐに買いたくなったら、スーパーいなげや、業務スーパー、カルディ、アジア専門店などでチェックしてみて下さい。