今回は全身スキンケアについてです。基本、顔は基礎化粧品、体はボディローションと分けますが、ある日は疲れたり、面倒な時もあります。特に入浴・シャワーの後、全身ローションやクリームで保湿する際に顔にも使えるものは楽です。個人的にクチコミが多かった商品を選んで購入し、試してみた感想をお伝えしたいと思います。
目次
顔・全身の保湿には絶対に肌に優しいものに限る
カルテHD 高保湿ローション 乳液タイプ
近年、ヘパリン類似物質の化粧品が多くなりました。元々皮膚科処方のヒルドイドは皮膚の治療の目的に関わらず、美容の目的で処方しに来る人が急増して社会問題となったことから、市販向けに医薬品や医薬部外品が売られるようにようになりました。今はどこの薬局ストアでも身近にみかけるようになりました。
やはり、筆者にとって最も気になっていたのがコーセーとヒルドイドのマルホ(株)との共同開発されたカルテHDです。医薬部外品として化粧水、乳液、クリーム、オールインワン、そして全身の高保湿ローションがあり、どれも試してみたいものです。
本題の通り、顔も使える全身ローションを求めているので、まずは高保湿ローションを初めて220mlを購入してみました。店舗で実際にテスターを試しましたが、とてもなめらかで肌がしっとり、しかも塗った腕はずっとうるおっていました。また、肌に優しくて大人から小さな子どもまで使え、顔にも使えてシンプルに保湿ができること、ポンプタイプ(410ml)には詰替えもあること、さすがLDKで第1位であることをその場で実感します。
効果・効能
大きなポイントは、血行を良くして肌を整えてくれるヘパリン類似物質、肌あれ防止有効成分(グリチルリチン酸ジカリウム)と、うるおいバリアCPXを配合、無香料・無着色、アルコール(エチルアルコール)フリー、低刺激処方であることです。
また、効果・効能も次の通りです。
肌あれ・あれ性。皮膚にうるおいをあたえる。皮膚の乾燥を防ぐ。皮膚を保護する。肌を整える。 皮膚をすこやかにたもつ。肌をひきしめる。日やけ・雪やけ後のほてりを防ぐ。 かみそりまけを防ぐ。しもやけ・ひび・あかぎれを防ぐ。
成分(医薬部外品)
配合成分;ヘパリン類似物質※、グリチルリチン酸ジカリウム※、精製水、1,3-ブチレングリコール、濃グリセリン、流動パラフィン、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、L-セリン、L-テアニン、N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン、dl-α-トコフェロール、天然ビタミンE、2-エチルヘキサン酸セチル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、イソステアリン酸、エデト酸二ナトリウム、オレイン酸フィトステリル、グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、グリセリルグルコシド液、ジグリセリン、スクワラン、ステアリン酸、セトステアリルアルコール、トリエタノールアミン、フィトステロール、ベヘニルアルコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、メチルポリシロキサン、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、ワセリン、親油型モノステアリン酸グリセリル、フェノキシエタノール、メチルパラベン
※;有効成分 無印;その他の成分
セタフィルモイスチュライジングローション
続いて、もう1本のお気に入りは海外系のセタフィルという乾燥肌・敏感肌用のスキンケアブランドです。現在のリニューアルされる以前、アットコスメにてローション・クリームのサンプルが当選して届いたこともあったのですが、それを試したら肌にピッタリ合っていました。
リニューアル後は、モイスチャーバリア3Xであるナイアシンアミド、パンテノール、グリセリン配合となっています。 高保湿なうるおいで、しっとりなめらかな肌へ導いてくれます。特に嬉しいのは、肌荒れ、シワ、シミに有効のナイアシンアミドが追加となったのが大きなポイントです。
コストコへ行けば、かなり大きいサイズのローション・クリームが購入できますが、薬局によってはモイスチャライジングローション237mlにて取り扱っているところもあります。筆者が知っている限り、近くのスギ薬局やゼイムスなどです。
成分
キュレルローション(乳液タイプ)
皮膚科医や美容家たちからもよく紹介されている花王のキュレルローションですが、筆者ではなく、要介護3である義母のスキンケアに使っています。花王は皮膚のかゆみを研究したり、企業独自の合成セラミドを開発しています。ローションのテクスチャーはのびやすくて、うるおいがありながらサラッとしています。ボディ・顔につけるとツルツルで明るく透明感のある肌になれます。本人もキュレルは全身保湿が出来てかゆみもなく、とても満足しています。
キュレルローションの特徴は次の通りです。
○潤い成分(『セラミド機能成分』・ユーカリエキス)が、角層の深部まで浸透。カサつく肌もしっとり潤います。○荒れ性に。肌荒れを防ぎます。(消炎剤配合)○赤ちゃんのデリケートな肌にもお使いいただけます。○弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリー(エチルアルコール無添加 〔医薬部外品〕
花王 キュレル ボディケア
義母のように皮膚のバリア機能低下しているお年寄りにもキュレルのスキンケアはおすすめです。
成分
ケアセラAP フェイス&ボディ(乳液)
ロート製薬のケアセラは、YouTubeやSNSで紹介され、近くの薬局ストアで売り切れが多いです。ケアセラの大きなポイントは何と7種の天然型(ヒト型)セラミドが配合されていることです。プチプラのスキンケアの中でも高級セラミドが豊富なのは非常に珍しいということで気になります。
「ケアセラ APフェイス&ボディ乳液」は、肌機能を根本から見直し、皮膚科学研究から生まれた機能性ボディケア乳液。 肌のセラミドの働きを守り補うセラミドバリアケア。
セラミドプラス*1を配合。バリア機能に大切なうるおいを補います。またペプチドCP*2配合。うるおいの元となり、肌を保水します。7種の「天然型セラミド*3(うるおい成分)」配合。肌(角層)深くからうるおいみなぎる健やかな肌へ導きます。
弱酸性、低刺激性。パラベンフリー、無香料。敏感肌の方の協力によるパチテスト済み。(すべての方に刺激が起こらないというわけではありません。)なめらかな使い心地で全身にも塗り広げやすく、すーっとなじむ乳液です。
*1:ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン、セラミド6II(うるおい成分)
*2:オリゴペプチド-24、塩化Na、塩化K、ピリドキシンHCl、セリン(うるおい成分)
*3:セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド6II、セラミドEOS、カプロオイルフィトスフィンゴシン、カプロオイルスフィンゴシンロート製薬「ケアセラ APフェイス&ボディ乳液について」
実のところ、筆者はまだケアセラを購入していませんが、店舗にある本品のテスターにて手や腕に試しています。テスターの感想ですが、とてもこっくりとしたテクスチャーであり、あとからうるおいなが長く続いています。本品は医薬部外品ではなく、化粧品なのですが、乾燥肌である個人としては候補にあげています。
しかし、クチコミにもありますように、まず、ボトルの口が小さくて使いにくそうなこと、コーセーや花王にようにお徳用ポンプタイプやリフィルもなくて少し残念であることから、これから購入してみようか検討中です。
成分(医薬部外品)
メンターム薬用クリームG
我が家にも常備しているメンターム薬用クリームGは優秀な薬用クリームです。メンタームはキリスト教系の企業である近江兄弟社の独自ブランドです。キャッチフレーズの通り「ちょっと手ごわい肌荒れ」に全身1分間マッサージすることによって後から肌荒れやかゆみにも効き目があります。
マッサージ効果によって角質層まで、届いて肌がしっとりうるおいます。全身ですが、顔にも使え、透明感もあって肌の調子が良くなります。
- 皮ふの新陳代謝を促進します。
- 皮ふを保護します。
- 血液循環を促進します。
- 適度な油分・水分を補給します。
ユースキンの類似品ではありますが、薬局ストアで500円前後で求めやすいですし、柔らかくてのびやすいテクスチャーです。また、アットコスメのベストコスメアワードにて殿堂入りになっているほど、クチコミ評価も高いことがよく分かります。
効果・効能
肌あれ、あれ性。しもやけ・ひび・あかぎれを防ぐ。油性肌。皮膚をすこやかに保つ。皮膚にうるおいを与える。皮膚を保護する。皮膚の乾燥を防ぐ。
成分(医薬部外品)
有効成分
その他の成分
ニベアスキンミルク
キュレルと同じく花王のニベアスキンミルクも利用しています。ちなみに、しっとりタイプ(超乾燥肌~乾燥肌)を使っています。価格もリーズナブルで顔・全身に惜しみなく使えます。スキンミルクのポイントは価格の割には少なかれセラミドなどの高級成分も配合されていることです。
- うるおい持続成分:浸透型ヒアルロン酸・アルギニン配合。
- 保湿成分:セラミドNG・トレハロース配合。
ただ、香料ですが、個人的には気にならないですが、今のところ顔には使っていません。