9年前(2007年)の勤労感謝の日に、私たちは結婚式を挙げました。結婚披露宴会場は東京・五反田にあった”ゆうぽうと”8Fのレストランシューンザール サロン・ド・ジョアです。しかし、ショッキングなことに、つい最近の2015年9月30日をもってゆうぽうとが閉館となっていたことを後で知り、寂しい気持ちとなりました。
9年目の結婚記念日
私たちは9年前の勤労感謝の日に五反田にあるゆうぽうとにて結婚披露宴を挙げました。当時、都内(品川区戸越)で二人暮らしをし、近くにゆうぽうとがあったため。ここは格安でありながら、行き届いたサービス、スタッフたちの細やかな対応、料理やデザートも美味しい、最高のコストパフォーマンスでした。しかし、このような思い出の結婚式場はもう今ではありません。
ゆうぽうとが閉館した理由
ゆうぽうとが閉館へ至った理由とは、老朽化と赤字です。日本郵政グループリーダーの佐藤次郎氏より「主な理由は建物の老朽化。修繕には大きなコストがかかるため、閉館する運びとなった」と話しています。
同施設は33年前、1982年に開業。ホテルや結婚式場、宴会、レストラン、フィットネスクラブなどの複合施設として知られ、着付けや書道などを学べる講座、囲碁・将棋サロンなどのカルチャースクールも運営してきました。
私個人の中のゆうぽうとと言えば、コンサートやバレエ公演などで利用する貸出ホールというイメージが強かったです。そして、そこで軽食やレストランも利用するといった感じです。
当時(2007年)、私たちがゆうぽうとへ訪れた時、建物自体は何となく古臭さは感じていました。しかし、中身は素晴らしく、ここで結婚式を挙げるにも格安でありながらコスパが高く、料理や各サービスなどとても低予算とは思えないほど豪華な体験でした。
しかし、この地点、「勝ち組」「負け組」などの格差社会が進み、地味婚やナシ婚という言葉が流行り始めたのも確かこのくらい時期だと。
ゆうぽうとの閉館に至ってしまった原因とは、これはあくまでも個人的な推測ですが、さらにリーマンショック以降、結婚する若いカップルがどんどん減少し、ブライダル業界も窮地に陥るほどですからゆうぽうとも例外ではなかったと思います。特に結婚式の場合は、招待されている(遠方から来た)両家親族や来賓者たちのためにホテルでの宿泊、レストランへ流れるわけですから、そういった様々な点で結婚式を挙げたい顧客が減少すれば売上もマイナスになることも、赤字の原因の一つではないかと考えられます。
ですが、私たちも含めて、数えきれないほどのカップルがここで結婚式を挙げられてきたので、思い出の結婚式場が消えてしまったことを惜しむ方々は沢山いらっしゃると思います。
今までの結婚記念日を振り返って
ちょうど来年で結婚記念10周年(錫・アルミニウム婚式)を控えているところです。結婚歴の長い人たちの目からすれば、まだまだ結婚生活10年は短いと思うかもしれません。
実質、私たちは今年で結婚9年目とお付き合い期間(同棲)2年間を足せば12年の付き合いとなります。
今までの結婚記念日を振り返ると、最初の1周年は五反田のゆうぽうとのレストランで食事をしたい思いはあったのですが、転職・引っ越し等などいろいろあって現在の所沢へ移り住み、川越のお洒落なお店でディナーという形となりました。2周年は近所の回転ずし、3周年は東飯能の有名なお蕎麦屋さんにてランチでした。
それ以降、旦那の体調によって2人でお食事しに行くことが減り、どこにもお出かけしない年は欲しい実用品をプレゼントのみ、あるいは結婚記念日をかなり前倒しして初夏の家族旅行を通して夫婦2人の時間を取るような形へ変わりました。
何故、家族旅行でなのか?それは、降圧剤を服用している旦那は車の運転は不可、鈍くさい私も車の免許無しだから。車の運転が出来ないということは行動範囲も狭くなることは承知しています。でも、互いに遠くへ出かけたい意思はしっかりとあります。
そのため、元気で車で行動することの大好きな義父がまだ運転が出来るうちに、年に一度は家族旅行(連泊)をしようとなったのです。今まで(6年間)年に1~2度も旅行が出来たのも義父の運転のおかげでもあります。本当に義父には色々と感謝しております。
来年10周年も、6月末で予定している軽井沢の家族旅行の間で、夫婦2人で別行動して気になるカフェやレストランを選び、ここで結婚記念を祝いたいと計画しております。
ブログを見て下さりありがとうございました💍
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