とうとうアナログ放送終了となった

昨日24日正午、アナログ放送はとうとう終了してしまいました。夫一緒にチラッとTVをつけ、アナログ終了の一瞬をみました。どのチャンネルも青いお知らせ画面。何だか、切ない一瞬といった感じです。もう既に、多くの地デジ難民がいるのにも関わらずあまりにも無責任な出来事です。

アナログ終了前、TVに全く興味の無い私達夫婦は、今月に行きました家族旅行の各宿泊先で、久々にTVをつけてみたけど、相変わらず低俗番組だなぁと思います。まだ、まともだと思えるのはニュースと生活役立情報、人気ドラマくらいでしょうか・・・。番組が面白くない上に、中途半端な時期にデジ放送に強制的に切り替えるのはいかがかと?思います。被災地3県を除けば、地デジ難民と呼ばれる多くの方はお年寄りや低所得者など。本当に、お気の毒でなりません。特にお年寄りの場合、近くにお子さん達やどなたか助けてくれる人がいれば良いのでしょうが、この時代は“助け合う”“分かち合う”ということもの自体減っているような気がします。ですから、今の若い世代の老後は、一体どうなってしまうのか全く想像も出来ません。これからは、国は何も出来ないし、私達の周囲でも誰も助けてくれないし、結局は自己責任や自己対応しかない時代はもう既に到来しているような感じがします。

我が家での地デジ対応は何とか安くギリギリに済ませましたが、一方、私の都内実家(30年以上住む古い賃貸マンション)の地デジ対応はどうなったかはまだ両親には聞いていません。正直、私の実家は低所得に近いのであまり家電分野や住む家においては全くお金がかけられません。今年の春、久々に実家に帰った部屋の様子は何だか悲しい気持ちになりました。未だ、一昔の大きくごついアナログTV、かなり古い機種の冷蔵庫やエアコン、安い炊飯器、そして半自動の二層型洗濯機を使用中です。

しかし、元々両親は家庭よりも外見的なオシャレの方には多く費用かけてきた人です。つまり、無計画でギリギリの生活の反面、とにかく住む部屋や多少古くても使える品があれば十分という感覚のようなタイプなので、両親は家よりもそれぞれ外において楽しんでいます。ショッピングやお出かけ、趣味などを没頭している二人の姿においては安心しました。住むところはしょぼくても、一応東京23区内だし、ちょっと都心へお出かけするには非常に便利な実家です。

今度、実家の近状について実母に電話しようと思うのですが、まず、これから八月のお盆休みに両親が東北新幹線で行こうとしている被災地・原発被害となってしまった福島の様子について、今回の地デジ対応について是非聞いてみようと思います。

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